高校受験に合格する中3夏休みの過ごし方!具体的なスケジュールも!

「中3の夏休みは旅行に行かないほうがいい?」「中3の夏休みは、みんな1日何時間くらい勉強しているの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
中3の夏休みは、受験の基礎を固める大事な時期で「夏を制するものは受験を制す」とも言われるほどです。受験生であれば、1日に5〜8時間は勉強したいところ。とは言え、勉強に対して高いモチベーションを維持するのは大変なので、たまにはリフレッシュすることも大事です。
この記事では、高校受験に合格するための夏休みの過ごし方について解説します。
今なら“無料体験”で一人ひとりに合った塾を探せます!
「テスト勉強はしているのに成績が思うように伸びない…」
「勉強が上手くいかず将来の受験が不安…」
「どうしても勉強のやる気やモチベーションが湧かない…」
「部活との両立が難しい…」
多くの方が直面する問題ですが、学校の最適な勉強方法は小学校・中学校・高校でそれぞれ異なり、また一人ひとりの環境や学習状況によっても異なります。
ですが、実は自分に最適な学習方法と学習サイクルを見つけることで成績は着実に伸ばすことができます。
私たちスプリックスの塾に入塾された方の多くが、先取り学習・無料のテスト対策・独自の教材・優秀な講師の指導により、成績UPを実現しています。
今勉強でお悩みの方は、各塾の公式サイトで「なぜスプリックスの塾で成績を伸ばせるのか?」その理由をぜひご覧ください。
- 中3の夏休みの過ごし方
- 中3の夏休みでやっておきたい勉強3つ
- 中3夏休みの1日のスケジュール
- 受験勉強のモチベーションを上げる方法
約6割の中3生が夏休みまでに受験勉強を始めている

ベネッセが行った「高校受験調査」によると、中学3年生が受験勉強を始める時期は以下のとおりです。
出典:受験なのに勉強してない中学生がすべきこと【逆転合格を叶えるコツ】 | スプリックス教育通信 (sprix.inc)
1番多いのが「中3の夏休み」で、次に多いのが「中3の初め頃」という結果でした。中3になってから夏休みまでの間に、約6割以上の人が受験勉強を開始していることがわかります。
約6割の受験生が勉強時間を後悔している

ベネッセが行った「高校受験調査」によると、約6割の受験生が「もっと勉強しておけばよかった」と受験勉強にかけた時間を後悔しています。
出典:受験なのに勉強してない中学生がすべきこと【逆転合格を叶えるコツ】 | スプリックス教育通信 (sprix.inc)
受験前に後悔しないためには、毎日の勉強時間の確保や効率化が大事です。まとまった時間が確保できる夏休みの使い方は、とくに受験の合否に影響します。
自信をもって受験にのぞむためには、夏休みの40日間を有意義に過ごすことが重要になってくるでしょう。
受験に合格する中3生が夏休みにやっていること5選
受験に合格する中3生が夏休みにやっていること5選は、以下のとおりです。
夏休みを有意義に過ごして周りと差をつけたい人は、ぜひ参考にしてください。
規則正しい生活を送る
学校が休みで部活もないと、ついダラダラと過ごしてしまいがちです。規則正しい生活を送ると、勉強時間を固定でき習慣化しやすいのでおすすめです。
規則正しい生活を送るためには、以下のようなポイントがあります。
- 早寝早起き
- スマホの使用時間の管理
勉強に集中するには睡眠が非常に大事です。「夜更かしして、日中眠くて勉強に集中できない」という負のスパイラルに陥らないために、早寝早起きを心がけましょう。中学生の理想の睡眠時間は8.5時間なので「22時に寝て、7時に起きる」といった生活を心がけてみてください。
また、寝る前のスマホの使用は、睡眠障害の原因になります。スマホの光を浴びると脳が「昼間だ」と錯覚し、睡眠に誘うホルモンが抑制されてしまうからです。就寝2時間前からは、スマホを触らないようにしましょう。
受験勉強に集中できるように、夏休み前に親子でスマホのルールを見直しても良いかもしれません。
参考:中学生・高校生の理想的な睡眠時間とは | 阪野クリニック (banno-clinic.biz)
勉強スケジュールをたてる
勉強内容をその日に決めるのは効率が悪いため、夏休みの最初に勉強スケジュールをたてるのがおすすめです。
まずは夏休み中に達成したい目標を決め、逆算して1日の勉強スケジュールをたてましょう。たとえば「英語のワークを80ページ終わらせるなら、毎日2〜3ページをノルマにする」という感じです。
スケジュールをたてることで進捗状況がわかるため、達成感も得られやすく勉強を継続しやすいです。計画倒れにならないスケジュールの具体例は後述しています。
宿題は早めに終わらせる
中3の夏休みは、5教科の基礎を固める最後のチャンスです。とは言え、学校の宿題もあるので、まずは宿題を早めに終わらせてしまいましょう。夏休みの宿題を出さなかったり、提出期限に遅れたりすると内申点に響きます。
「受験勉強は進んだけど、宿題ができていない」という事態を避けるために、勉強スケジュールをたてるときは、学校の宿題を優先しましょう。やるべきことを先に終わらせておけば、あとは集中して受験勉強に取り組めます。
模試を受けて実力を知る
模試を受けることで今の自分の実力や苦手分野がわかり、勉強方針を決めやすくなります。また、模試は志望校判定が出るため、進路を決めるのにも役立ちます。
とは言え、基礎ができていない状態で受けると、点が取れずに自信を失う可能性が高いです。模試を受けるなら、基礎固めがある程度終わった夏休み終盤がおすすめです。
志望校を決める
志望校を決めれば、ゴールまでのギャップを埋める対策が練りやすいです。内申点や学力検査で何点必要かが明確になり、勉強計画をたてやすくなります。
高校受験に合格した中3生に行ったアンケートによると、志望校を探し始めたタイミングは以下のとおりです。
出典:高校受験:志望校はいつまでにどうやって決める?|進研ゼミ 高校入試情報サイト (benesse.ne.jp)
中3の夏休みが終わるまでには8割以上の人が志望校を探し始めていることがわかります。仮にでも早めに志望校を決めておくことで、勉強に対するモチベーションが上がります。
自分の実力や卒業後の進路を考えて、夏休み中におおまかにでも志望校を決めておくのがおすすめです。
高校受験に向けて中3の夏休みにやっておきたい勉強3つ
中3の夏休みは1・2年生の復習をする最後のチャンスです。具体的にやっておきたい勉強は、以下の3つです。
夏休みの勉強スケジュールをたてる際の参考にしてください。
5教科の基礎固めをする
秋以降は、本格的な受験対策と新しい単元の学習が始まることを考えると、復習にあてられる時間は夏休みしかありません。
また高校入試の出題範囲は、中学1・2年生と3年生の1学期で学んだ内容が約7割を占めると言われています。夏休みにどれだけ復習できるかが、合否に影響するといっても過言ではありません。
5教科それぞれの具体的な勉強法が知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。





苦手を克服する
苦手科目や苦手単元の克服も、夏休み中に済ませておきましょう。
2学期以降、勉強はさらに難しくなります。苦手を放置しておくと、点数が下がる可能性が高いです。とくに数学と英語は積み重ねの教科なので、苦手な場合は基礎から見直しておくことをおすすめします。
夏休みは、これまでの基礎固めと苦手克服にあてる40日間にし、秋以降は受験に向けて演習できるようにしておくのがベストです。
苦手分野の具体的な洗い出し方や勉強法については、以下の記事を参考にしてみてください。

入試の過去問を解く
入試問題に本格的にとりかかるのは秋以降でも十分ですが、過去問に目を通しておくことには意味があります。実際の入試問題を見れば、受験のイメージがわき、モチベーションアップにもつながります。
入試の過去問は、インターネットを使えば無料で手に入るので、どのような問題が出ているのか確認してみましょう。
夏休みは復習に時間をかけるべきとは言え、思ったように勉強が進まない人もいるでしょう。
効率よく復習するには塾を利用するのも手です。塾なら、わからない部分を講師に気軽に質問できます。それだけではなく、自分では気が付いていない苦手を見つけて、ピンポイントで教えてくれるため、スムーズに学習が進みます。
また塾は受験のプロなので、高校入試の情報が手に入るのもメリットです。スプリックスでは、以下4つの塾を運営しています。
最大1ヶ月の無料体験も実施しているので、ぜひ体験してみてください。
中3の夏休みは1日平均5時間は勉強しよう
学校も部活もない夏休みは、1日平均5時間は勉強したいところです。「1日5時間なんてムリ」と思ったかもしれませんが、1日のスケジュールをうまくたてれば8時間も不可能ではありません。
ただし、勉強時間だけにとらわれて、ダラダラと何時間も勉強するのは集中力が続かず効率が悪いです。適度に休憩を挟みながら、集中力を維持して勉強できるようにしましょう。
では、具体的にどのようなスケジュールをたてれば良いのか紹介します。
中3夏休みの1日のスケジュール例
夏休みの1日のスケジュール例を紹介します。
7:00~8:00 | 起床・朝ごはん・着替えなど |
---|---|
8:00~12:00 | 勉強 |
12:00~13:00 | 昼ごはん |
13:00~15:00 | 勉強 |
15:00~15:30 | 仮眠15分以内 |
15:30~18:00 | 勉強 |
18:00~21:00 | 夜ごはん・お風呂など |
21:00~22:00 | 勉強 |
22:00 | 就寝 |
このスケジュールなら途中で休憩をはさんでも、約7時間は勉強時間を確保できます。
1日を朝・昼・夜に3分割すると、勉強時間は5時間より多く取れるでしょう。頭がスッキリしている朝に集中して勉強し、午後は仮眠を取りながら集中力を持続させるなど工夫してみてください。
勉強するときは適度に休憩を挟むことで、高い集中力を維持できます。たとえば「45分勉強して5分休憩」「90分勉強して10分休憩」など、自分の集中できる時間と10分以内の休憩を組み合わせて調整してみてください。
休憩時は立ちあがって、ストレッチや軽い筋トレを行うのがおすすめです。血流が良くなって脳のパフォーマンスが上がります。
1週間のうち1日は予備日を作っておき、スケジュールに遅れや想定外の用事があったときに調整できるようにしておきましょう。予備日を作ることでリフレッシュができ、計画倒れになることも防げます。
参考:集中力の限界は90分? 集中できないときに試したい効果的な休憩方法と勉強法│#タウンワークマガジン (townwork.net)
受験勉強のモチベーションを上げる方法3つ
受験勉強のモチベーションを上げる方法は、以下の3つです。
「勉強ばかりで疲れてきた」「勉強がはかどらない」というときの参考にしてください。
志望校のオープンスクールに行く
受験勉強のモチベーションを上げるために、志望校のオープンスクールに行くのも良いでしょう。学校説明会とは違って、授業や部活体験、在校生による学校案内を実施している高校もあります。入学後のイメージがわき、勉強のやる気につながります。
オープンスクールは、時間がある夏休みのうちに行っておくのがおすすめです。「この高校に通いたい!」と思えれば、自然と勉強にも身が入ります。
休息や小旅行でリフレッシュする
夏休みは40日間と長いので、たまにはリフレッシュすることも大事です。「受験生だから夏休みの旅行は控えるべき?」と迷っている人もいると思いますが、2〜3日の小旅行なら問題ないでしょう。予備日を設けたスケジュールを組んでおけば、数日の遅れは取り戻せます。
リフレッシュ法は、人それぞれ違います。何をすればリラックスできるのか、楽しめるのかを知っておきましょう。
夏期講習に参加する
「1人では、なかなか勉強がはかどらない」という人は、夏期講習に参加することも検討してみてください。周りの同級生が頑張る姿に刺激を受け、モチベーションが上がる場合もあります。
また夏期講習に参加すれば、わからないところを講師に質問できるため、効率よく学習できます。自分に合った夏期講習の選び方を知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

中3の夏休みは計画的に勉強して受験の基礎を固めよう
中3の夏休みは1・2年生の復習をする最後のチャンスです。勉強スケジュールをしっかりとたてて、1日平均5時間以上は勉強するようにしましょう。
モチベーションが上がらない時は、旅行や休息日でリフレッシュすることも大事です。なかなか1人では勉強がはかどらない人は、夏期講習に参加することも考えてみてください。強制的に勉強する環境に身をおけるので、受験勉強しないまま夏休みが終わる心配がありません。
スプリックスでは、以下4つの塾を運営しています。
最大1ヶ月の無料体験も実施しているので、気になる人はぜひ体験してみてください。

スプリックスの「森塾」

スプリックスの「自立学習RED(レッド)」
