中学生の塾代は平均でいくら?目安となる相場や内訳、注意点を解説

中学生にとって塾に通うことは、成績を上げるのに有効な方法のひとつです。しかし、塾に通うとある程度の費用負担が発生するため、費用面に不安を感じている人もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、これから塾に通おうと考えている人に向けて、中学生の塾代がどの程度なのかを紹介します。内訳や目安となる金額、塾を選ぶ際の注意点もあわせてチェックしていきましょう。あらかじめ費用面の疑問をクリアすることで、適正な負担で十分な効果に期待できる塾を選べるようになります。
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- 中学生の塾代がどの程度かかるのか目安がわかる
- 塾代の内訳と標準的な金額がわかる
- 適正な負担で十分な効果に期待する方法がわかる
【学年別】中学生の塾代の目安
文部科学省が2023年に実施した「子供の学習費調査」の結果によると、中学生の平均的な塾代は以下のとおりです。
中1 | 公立:133,845円 私立:151,796円 |
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中2 | 公立:213,742円 私立:151,425円 |
中3 | 公立:340,918円 私立:202,127円 |
受験学年である中3になると、塾代の負担がそれまでに比べて大きくなる傾向があります。これは、受験対策で塾に通う頻度が高くなるためです。
また、公立中学に通っている人の場合、中2以降の塾代負担が私立中学に通う人より高額になる傾向があります。中1のときの塾代負担には大きな差がないことを考えると、公立中学に通う人は塾に通って受験対策に取り組む人が多いと考えられるでしょう。
中1から継続して塾に通う場合、3年間で約50万円~70万円の負担が発生します。
中学生の塾代の傾向
中学生が塾に通う場合、塾代の負担額には以下のような傾向があります。
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。これから塾に通おうと考えている人は、この機会にチェックしておくことをオススメします。
進級すると塾代が高くなる
中学生の塾代を学年別に比較すると、一部例外はあるものの進級するにつれて高くなります。とくに中3の塾代は高く、中1のときは10万円台だった塾代が、中3になると20万円台~30万円台になります。
上記の調査結果から、多くの人が塾に通って高校受験の対策に励んでいることが想像できるでしょう。高校受験に備えた勉強をはじめると、受講科目数が増えて授業時間数が増加したり、季節講習の日数が増えたりします。それにともなって、塾代も高くなるのが一般的な傾向です。
平均額で比較しても、年間40万円以上支出している家庭が多い
2023年の子供の学習費調査によると、中学校の塾代の平均負担額はおおむね33万円~35万円/年です。この金額は、1年間に1円以上の支出が発生した家庭の平均額を示しています。
また、負担額別の分布は以下のとおりです。
0円 | 公立中学校:34.1% 私立中学校:48.8% |
---|---|
0円以上1万円未満 | 公立中学校:1.5% 私立中学校:1.2% |
1万円以上5万円未満 | 公立中学校:3.5% 私立中学校:5.6% |
5万円以上10万円未満 | 公立中学校:4.7% 私立中学校:4.3% |
10万円以上20万円未満 | 公立中学校:10.1% 私立中学校:8.9% |
20万円以上30万円未満 | 公立中学校:12.9% 私立中学校:6.5% |
30万円以上40万円未満 | 公立中学校:10.0% 私立中学校:9.0% |
40万円以上 | 公立中学校:23.3% 私立中学校:15.7% |
上記の結果より、塾代を負担している家庭に限ると、40万円/年以上支払っているケースが多いことがわかります。
中学生の塾代に含まれる費用の内訳と目安
一言で塾代といっても、その中にはさまざまな費用が含まれています。ここでは、中学生の塾代に含まれる代表的な費用とその相場として、以下の6種類を紹介します。
塾代の明細や見積もりを確認するときは、それぞれどの程度の費用がかかるのかをチェックしましょう。
さらに詳しく費用をチェックしたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

【入塾金】1万円~2万円
入塾金は入塾するときに1回限り納付する代金で、費用の目安はおおむね1万円~2万円です。ただし、塾によっては入塾金が無料になるキャンペーンを実施することがあります。また、兄弟で同じ塾に通う場合、後から入塾した子どもの入塾金が無料になったり減額されたりするケースもありがちです。
そのため、入りたい塾が見つかったら公式サイトやパンフレットでキャンペーンの有無をチェックしてみましょう。
【授業料】13万円~47万円
授業料は毎回の授業の対価として支払うもので、目安はおおむね13万円~47万円です。目安に大きな幅があるのは、授業時間数によって変動するためです。
中1のときは授業時数が少なく、その分授業料がかからない傾向があります。しかし、進級するにつれて学習内容が高度化したり受験対策がはじまったりして、授業時間数が増えるのが一般的です。そうなれば授業料も増加するため、費用を確認するときは1授業あたりいくらか計算してみましょう。
【季節講習費】10万円~38万円
春期講習や夏期講習、冬期講習といった季節ごとに実施する講習にかかる費用が、季節講習費です。長期休暇にあわせて集中して実施するため、それなりの費用がかかります。そのため、通常の授業料とは別に徴収するのが一般的です。
費用の目安はおおむね10万円~38万円で、季節講習のカリキュラムや授業時間数によって大きく異なります。季節講習費も通常の授業料と同様に、進級にともなって受験対策が本格化し、授業時間数が増えるにつれて増加する傾向です。
季節講習について詳しく知りたい人は、以下の記事もあわせて確認してみてください。




【教材費】0.6万円~6万円
テキストや問題集など、塾での学習に使用する教材を購入するのにかかる費用が、教材費です。目安はおおむね0.6万円~6万円で、使用する教材の種類や数によって金額に差が出ます。
受験対策が本格化して、普段使用している教材のほかに専用の参考書や問題集を使うようになると、教材費がかさむ可能性があります。
【維持管理費】1万円~3万円
維持管理費は教室維持費や施設維持費とも呼ばれ、教室や自習室などの環境を維持・管理するための費用です。目安はおおむね1万円~3万円で、塾を運営する際にかかる光熱費や備品、消耗品の購入費用などに充当するものと考えればイメージしやすいでしょう。
ほかにも、塾生一人ひとりの成績や学習状況を管理したり、進路指導をはじめとした面談やサポートしたりするためにかかる費用もここに含まれます。
【その他】3万円~4万円
定期的な試験にかかる費用や模試代、テスト前に実施する特別講習など、上記に含まれない費用の総称がその他の費用です。目安はおおむね3万円~4万円で、具体的に何が含まれているかは塾によって異なります。
「試験代」「特別講習費」のように、塾によっては個別の項目が設けられていることもあります。そのため、「その他」の中に何が含まれているのか知りたいときは、支払う前に塾の担当者に確認するのがオススメです。
指導スタイルと塾代の関係
塾代は指導スタイルによってもある程度の差が出ます。指導スタイルと塾代の関係をまとめると、以下のとおりです。
子どもにあった塾を選びつつ塾代を適正化するためにも、この機会に一通りチェックしておくことをオススメします。

個別指導塾は授業料・季節講習費がかさみやすい
塾の指導スタイルは、大きく個別指導塾と集団指導塾に分けられます。両者の塾代を比較すると、個別指導塾のほうが授業料・季節講習費が高くなる傾向です。その理由は、1人の講師が担当する塾生の数が少なく、その分講師の人件費がかかるためです。
個別指導塾は一人ひとりの学力に応じた指導を受けやすい反面、塾代が高くなりやすい指導スタイルといえます。子どもの性格や学習習慣を振り返り、負担にあった効果に期待できるか考えて指導スタイルを選びましょう。
集団指導塾は教材費がかさみやすい
集団指導塾は個別指導塾より授業料や講習費が安価な反面、教材費が高い傾向にあります。また、入塾金もやや高い傾向です。
しかし、入塾金は1回のみ支払うもので、教材費も購入時に支払うものであるため、頻繁に負担するものではありません。そのため、継続的に負担する授業料や講習費が安価な分、集団指導塾のほうが全体的な負担を軽減できます。
塾代を適正化しつつ十分な効果を出すための注意点
塾に通って子どもの成績を上げるには、塾代だけではなくさまざまな面に意識を向ける必要があります。塾を選ぶ段階の注意点は、以下の3つです。
それぞれどのようなポイントを考慮すればよいかを紹介します。
子どもの学力・性格にあった塾を選ぶ
塾に通うのは子どもであるため、子どもの学力・性格を最優先に考えましょう。効果を左右するだけでなく、通塾のモチベーションにも大きく影響するためです。
学校の授業をおおむね理解していて、受験に備えて高度な学習に取り組みたいと考えているなら、受験対策に特化した進学塾がよいでしょう。一方で学習の遅れに悩んでいるなら、徹底的に復習して遅れを取り戻せる補習塾がオススメです。
また、健全な学習習慣があって競い合いながら学ぶのが向いているなら集団指導塾が、大勢の中で積極的に質問したり自ら進んで学習したりするのが難しいなら、個別指導塾が向いています。
受講する科目を取捨選択する
塾代が高いと感じているなら、受講する科目を取捨選択するのがオススメです。具体的には、苦手科目や学習の遅れが発生している科目のみ塾に通って勉強します。得意科目やすでに十分な成績を収めている科目は、家庭学習のみで対応してもよいでしょう。
中2までは上記の方法で対処し、中3になったら受験対策として全科目の授業を受ける形に変更するのもひとつの方法です。3年間すべての科目を受講するより塾代を節約できるでしょう。
各種キャンペーンを利用する
塾によってはさまざまなキャンペーンを実施しています。「新学年応援キャンペーン」「夏期講習無料キャンペーン」など、キャンペーンを実施しているタイミングで入塾すると、ある程度負担を軽減できるでしょう。
キャンペーンにあわせて入塾金や一定期間の授業料が無料になることも多いためです。「入塾金+初月授業料無料」「夏期講習+授業料1ヶ月無料」などの手厚いキャンペーンであれば、費用負担を大きく軽減できます。
スプリックスでは子どもにあった塾を選べるようさまざまな塾を運営
塾に通って成績アップを実現するには、塾代だけに注目するのではなく、子どもの学力や塾の指導方針なども総合的に考慮することが欠かせません。スプリックスでは、子どもの状況にあわせて適した塾を選べるように、以下の4つを運営しています。
- 【森塾】高品質な個別指導を提供
- 【自立学習RED】AIタブレットを使用した指導を提供
- 【そら塾】オンライン個別指導を提供
- 【湘南ゼミナール】トップ校を目指した進学指導を提供
ここでは、それぞれの塾の特徴を紹介します。ぜひ子どもにあった塾がないか探してみてください。
【森塾】高品質な個別指導を提供
森塾は講師1人が同時に担当する塾生の数を2人までに限定して指導している個別指導塾です。一人ひとりの学力に応じたきめ細やかな指導を提供しています。
授業は予習型で、今後学習する範囲をあらかじめ学んでおくことで、学校の授業をより深く理解できるようになることを目指します。
毎回の授業では理解度確認テストを実施し、きちんと理解していることをチェックしてから次に進むのも特徴です。そのため、わからない部分をそのままにした状態で進行することを防げます。
森塾では中学生・高校生を対象に、学校の定期テストで1科目+20点の成績アップ保証制度を実施しているのも特徴です。定期テスト対策に注力したい人も、ぜひ検討してみてください。
【自立学習RED】AIタブレットを使用した指導を提供
自立学習REDは指導にAIタブレットを活用していて、一人ひとりの学力や苦手分野などに応じた問題演習を実施しています。問題演習に注力することで解く力を強化でき、テストでの得点アップにつなげられるのが特徴です。
わからない部分は講師がヒントを出す形で指導していて、自力で解けるようにサポートしています。入塾生の91.7%が成績アップを実現しているのも自立学習REDの魅力です。
【そら塾】オンライン個別指導を提供
オンラインでハイクオリティな個別指導を受けられるのが、そら塾の魅力です。インターネット環境があればどこでも授業を受けられるため、通塾負担を軽減できます。
日頃の授業は予習型で、学校で学ぶことをあらかじめ学習して理解度を深めることを目的としています。夏休みや冬休みといった長期休暇中には、苦手を克服するためにつまずいたところまで戻って復習するのがそら塾の特徴です。
入塾生の89.1%が成績アップを実現しています。オンライン塾を考えている人は、ぜひそら塾を検討してみてください。
【湘南ゼミナール】トップ校を目指した進学指導を提供
トップ校への合格を目指して指導していて、合格実績も豊富なのが湘南ゼミナールです。すでに十分な成績を収めていて、受験対策に注力したいと考えている人に向いています。
もちろん、日頃のテスト対策として、学校別の定期テスト対策講座も実施しています。普段の成績アップから受験対策まで万全に整えたいのであれば、ぜひ湘南ゼミナールを検討してみてください。ハイレベルな指導でトップ校に合格するための実力を培えます。
まとめ:中学生の塾代の相場を知って子どもにあった塾を選ぼう!
中学生の塾代は平均33万円~34万円で、進級するにつれて負担が増加する傾向にあります。塾に通うとそれなりの負担が発生するため、十分な効果に期待するためにも子どもにあった塾を選ぶことが大切です。
塾代の負担を適正化するために意識したいポイントをまとめると、以下のとおりです。
- 年間40万円以上の塾代を負担している家庭が多く、中3になると負担が大きく増加する傾向がある
- 塾代の内訳をチェックすると、授業料と季節講習費が占める割合が多い
- 子どもにあった塾を選び、受講科目を取捨選択することで負担を適正化できる
なお、スプリックスでは、以下に掲載した4つの塾を運営しています。それぞれに特徴があるため、ぜひ子どもにあった塾を探してみてください。体験授業も実施しています。
森塾 | ・中学生・高校生に対し、定期テストで1科目+20点を実現する成績保証制度を実施して指導している ・毎回の授業で理解度確認テストを実施し、確実に理解できるようになっていから次に進む 個別指導塾の森塾 |
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自立学習RED | ・AIタブレットが一人ひとりの状況に応じた問題を出題し、演習力を強化できる ・わからない部分は解けるようにヒントを出す形で指導していて、自力で解く力を養える 自立学習RED |
そら塾 | ・オンラインで個別指導を提供していて、通塾負担を軽減できる ・普段は学校の予習、長期休暇は苦手の復習に注力することで成績アップを実現できる オンライン塾のそら塾 |
湘南ゼミナール | ・トップ校の合格実績が豊富で、受験対策に注力できる ・学校別の定期テスト対策で成績アップを目指せる 進学塾の湘南ゼミナール |

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