中1最初の定期テストの点数が悪い原因は?成績アップのコツを紹介

中学校は小学校とは異なり、定期テストと呼ばれる大規模なテストが年間4回~5回実施されます。小学校のテストと比べると難易度が高く、成績アップのためには十分な学習が欠かせません。
中1最初の定期テストが返却されたものの、思ったように得点できず悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、中1最初の定期テストの点数が悪いときに有効な対策法を具体的に紹介します。正しい勉強法で学習に取り組めば、次回のテストで成績アップを目指せるでしょう。
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- 中1最初の定期テストで点数が悪くなりやすい原因がわかる
- 成績アップにつながる日々の勉強方法がわかる
- テスト期間に取り組みたい効果的な勉強方法がわかる
中1最初の定期テストで成績が悪くなる主な理由とは?
小学生のときには成績がよかったとしても、中1最初の定期テストの点数が悪くなるケースがあります。思ったより得点が低い背後に隠れている理由の一例は、以下のとおりです。
それぞれの理由について詳しくみていきましょう。成績を上げるには、テストの成績が悪くなった原因を正しく理解する必要があります。
効果的な勉強方法がわからないため
小学校のテストと中学校の定期テストでは、問題の難易度やテスト範囲の広さ、出題方法が大きく異なります。そのため、成績アップにつながる勉強方法にも違いがあります。
小学校のときと同じ勉強方法が中学校の定期テストでも効果的とは限らないため、勉強法の調整が必要です。
基本的には、自分に合った計画を立てて勉強することが大切といえます。どのように勉強すればよいかわからないなら、勉強法から学ばなければなりません。
勉強量が不足しているため
中1になると、学習内容の難易度も上昇します。そのため小学校のときと同じ勉強量では、量が不足しがちです。中1になってからもよい成績を収めるには、学習内容に応じた勉強量が求められます。
また、通学時間が長くなったり部活で帰宅が遅くなったりするなど、勉強時間を確保しにくくなるケースもあるでしょう。限られた時間できちんと勉強するためにも、効率的な勉強法を学ぶ必要があります。
これまで家庭学習に取り組む習慣がなかった人であれば、可能な限り早く家庭学習の習慣をつけることも大切です。
定期テストで不安を感じる理由と具体的な対策については、以下の記事でも解説しています。

次回のテストで成績アップを目指すために日頃からできること
中1最初のテストの結果が悪かったとしても、勉強法を見直せば今後のテストで成績アップすることは可能です。ここでは、今後取り組める日頃の勉強法として以下の2つを紹介します。
それぞれどのようなことに取り組めるのかをみていきましょう。
授業の復習を徹底する
定期テストの内容は、教科書に記載されている内容と授業中に先生が話した内容から出題されます。そのため、日頃の学習では授業の復習を徹底することが最大のテスト対策です。
復習を効率的にするため、授業中はノートに重要なポイントや確実に覚えたいことを色分けして、見落とさないようにまとめておきましょう。
家庭学習では、専用のノートを教科ごとに用意します。その日の授業でやったことを復習し、大切なポイントをまとめます。教科書や授業ノートを振り返りながら重要なところをまとめ直し、きちんと理解しているか確認してください。
その後、問題集を使って演習問題にチャレンジし、アウトプットに取り組みましょう。もし、復習でわからないところがあったら、できるだけ早く学校や塾の先生に質問してクリアすることが大切です。
予習の時間を確保する
毎日復習する習慣をつけたら、次は予習に取り組みましょう。予習は復習ほど時間をかける必要はないものの、次回の授業で学ぶ範囲をより深く理解するために大切です。
予習に取り組むときは、まず次回の授業で学ぶ範囲の教科書を一通り読みましょう。そのうえで、参考書と照合しつつ重要そうな部分にチェックをつけます。
重要そうな部分に目星をつけることで、授業でどこに集中しなければいけないかわかるようになるでしょう。あわせて、難易度が高い部分や理解するのに時間がかかりそうな部分、先生に質問する必要がありそうな部分がどこかをある程度可視化できます。
家庭学習をより効率的にするために意識したい3つのコツ
効率的に日々の学習に取り組むには、以下で紹介する3つのポイントを意識しておくことが大切です。
部活や習い事があるといった理由で、十分な勉強時間を確保できないケースもあるため、効率的な学習は日頃から意識したいポイントです。
毎日勉強する時間を確保する
学習は日々の積み重ねが大切です。そのため、毎日短時間でも勉強する時間を確保しましょう。毎日の家庭学習は基本的な部分で、この習慣を培うだけで学んでいることをある程度定着させられるでしょう。
一定の時間を確保して、授業の予習・復習や宿題を欠かさずやる習慣を身につけることをオススメします。「学校から帰ったら夕食前まで勉強する」のように、決まったスケジュールの一部として組み込むと、取り組みやすくなります。
暗記分野の学習を優先する
日頃の学習では、暗記分野を優先するのがオススメです。多くの教科には暗記していればテストで得点できる部分と、理論を深く理解していないと間違える部分にわけられます。
テストでは教科によって違いがあるものの、暗記で攻略できる部分をマスターするだけで正解できる問題が出題されます。
勉強時間に対して期待できる効果が大きいため、優先するとよいでしょう。暗記分野の具体例は以下のとおりです。
- 国語:漢字・語句の意味・慣用句・漢文の句法
- 数学:定義や公式・計算のルール
- 社会:地理・歴史・公民の大部分
- 理科:化学・生物の大部分、物質の名称、物理学の公式
どこから勉強すればよいかわからない場合は、ぜひ上記を参考にしてみてください。
また、テストで出題される応用問題を解くときには、暗記した知識を活用することが求められます。応用力を強化したいなら、暗記分野を固めたうえで、問題演習を繰り返すとよいでしょう。
わからない・できない部分に注力する
日々の家庭学習では、苦手な部分やわからない部分、不安を感じている部分の強化に注力しましょう。理解できている部分や得意な部分は、テスト勉強のときに軽く振り返れば十分なケースが多いためです。
理解できない部分の強化に注力することで、わからない部分を減らしてテストでより多くの分野で得点できるようになります。
まずは単元ごとの問題集で練習問題を解き、解けなかった部分を教科書と授業ノートを確認しながら復習しましょう。それでもわからない問題があったら、翌日以降に学校や塾の先生に質問します。
より具体的な勉強方法やスケジュールを知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

成績アップを実現するためのテスト勉強の方法・スケジュール
テスト勉強の期間になったら、どのような勉強に取り組めばよいのかみていきましょう。
一般的に、テスト勉強は2週間前からはじめるものとされています。しかし、全力で成績アップを狙うのであれば、時間に余裕をもって1ヶ月前くらいからはじめるのがオススメです。スケジュールの例を以下で紹介します。
それぞれの段階において、どのような学習に取り組むと効果的かを具体的に紹介します。
【1ヶ月前】積み上げ教科の学習に注力する
定期テスト1ヶ月前になったら、積み上げ型教科の勉強をスタートしましょう。集中して対策する必要がある積み上げ教科とは、数学と英語の2つです。
数学と英語の理解度をチェックするため、まずは学校で使っている問題集でテスト範囲の問題を解けるかをチェックしてみましょう。解けない問題があったら、教科書を復習します。
教科書を復習したときに、記載されている内容を理解できないときは前提知識が抜けている可能性が高いでしょう。前回のテスト範囲や、場合によっては小学校の範囲を復習し、理解できない部分をクリアする必要があります。
前提知識の補強に時間がかかることもあるため、積み上げ教科の数学・英語は1ヶ月前から対策することが重要です。
【3週間前】各教科のわからない部分を可視化して補強する
3週間前になったら、国語・社会・理科も含めて各教科のテスト範囲を総復習しましょう。数学・英語のときと同様に、教科書の練習問題や学校で使っている問題集で範囲全体を復習して、解けない問題を可視化します。
苦手な部分が明らかになったら、教科書と参考書でその部分を学び直しましょう。国語・社会・理科は基本的に単元ごとに学習内容が独立しているため、積み上げ型教科ほど理解するまでに多くの時間は必要ありません。
この段階で、各教科のテスト範囲全体を軽く復習できているとベストです。各教科の苦手な部分や理解度が不足していると感じた部分をすべて書き出しておきましょう。
中学生のテスト勉強についてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。

【2週間前】問題演習に取り組んで解く力を強化する
テスト2週間前になったら、問題演習に取り組む時間を増やしましょう。教科書準拠型の問題集を用意し、テスト範囲の問題を解きます。この段階で理解度が不足している部分を発見したら、再度教科書やノートを復習します。
テスト2週間前~1週間前には、問題集による理解度の確認と、理解度が不足している部分の補強を繰り返すとよいでしょう。
問題集は何度か反復するため、間違えた問題にチェックをつけておきます。再度その問題を解くときに、きちんと解けるようになったか確認しましょう。
【1週間前】テスト範囲の総仕上げに取り組む
テスト1週間前からラストスパートに入ります。学校で使っている問題集・市販の問題集の双方を活用し、テスト範囲の問題をすべて解けるか確認しましょう。この段階では、問題をスラスラ解けるようになることを目指します。
テスト本番では時間制限があるため、暗記で攻略できる部分や基本的な計算問題で時間を使わないようにすることが大切です。
苦手な教科でわからない部分が多く、テスト1週間前になってもすべての範囲を理解できていない場合は、基本問題に注力してください。
定期テストの問題は60%程度が基本問題であることが多く、応用問題を解けなくてもある程度の得点に期待できるためです。
テスト1週間前からの勉強法は、以下の記事でも詳しく解説しています。テスト勉強が間に合わず悩んでいるなら、ぜひ参考にしてみてください。

【前日】翌日のテスト教科のみを復習する
テスト前日には、翌日のテスト教科のみを復習します。これまでの問題演習で間違えた部分をもう一度解き、正しく解答できるかをチェックしましょう。さらに、教科書を一通り読み直しておきます。
教科書の読み直しが完了したら、以前に書き出しておいた苦手分野をチェックし、きちんと理解できているかも確認します。
定期テスト前日は勉強だけでなく、十分な睡眠も大切です。わからない部分があるからといって徹夜せず、きちんと睡眠時間を確保しましょう。
定期テスト前日の勉強方法・過ごし方についてより詳しく知りたい人は、以下もあわせて参考にしてみてください。

成績アップには塾に通って勉強するのもオススメ!
日々の家庭学習や余裕をもったテスト勉強に取り組んでも思ったように成績が上がらないなら、塾に通って勉強するのがオススメです。家庭学習だけでなく塾に通うことには、以下のようなメリットがあります。
それぞれのメリットを以下で詳しくみていきましょう。
補習塾なら学校のカリキュラムにあわせた指導を受けられる
塾には「進学塾」と「補習塾」の2つがあります。それらのうち、補習塾では学校の予習・復習やテスト対策を重視した指導を受けられるのが特徴です。定期テストで成績アップを目指したい人に最適といえるでしょう。
進学塾は受験対策に特化しているため、テスト対策という目的にはあまり合っていません。
したがって、効率的に日頃の学習やテスト対策を進めたいのであれば、補習塾に通いましょう。学校の授業計画やテスト範囲を持参して講師に相談すれば、より効果的な指導を受けられます。
個別指導塾で自分の学習状況に応じた指導を受けるとより効果的といえる
塾には集団指導塾と個別指導塾があります。自分に合った勉強方法を知り、効率的にテスト対策を進めるという観点で考えると、一人ひとりにあわせたカリキュラムを組める個別指導塾がオススメです。
個別指導塾であれば、「何が苦手なのか」「なぜわからないのか」を可視化したうえで指導を受けられます。
毎回の授業で理解度確認テストを実施している塾もあり、わからない部分を強化して定期テストの得点アップを目指すという目的に適しているといえるでしょう。
まとめ:学習の質を向上させて次回のテストで得点アップを目指そう!
中1になると学習内容が難しくなり、テスト範囲も広くなることから、効率的に勉強しないと定期テストでよい成績を収めにくくなります。中1最初の定期テストで点数が悪く悩んでいるなら、自分に合った勉強法を取り入れて、日々学習に取り組むことが大切です。
本記事では、効果的な定期テスト勉強の方法として以下を紹介しました。
- 日頃から学校の予習・復習や宿題に取り組むことが大切といえる
- 定期テストの勉強は時間に余裕をもって1ヶ月前から取り組むのが重要である
- 補習塾や個別指導塾に通えばより効率的に勉強できる
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湘南ゼミナール | ・神奈川県を中心に展開している集団指導塾 ・各学校の定期テストを分析してより効果的な指導を実施 ・受験対策にも注力していて難関校の受験を検討している人にも最適 https://www.shozemi.com/ |

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