【中1】中間テストの5教科平均点は?悪い点数を取らない対策も解説

中1の中間テストの5教科平均点は300点〜325点になります。
ただ「この平均点は取れるか不安」「中学生になって初の中間テストが不安」と考えている方も多いのではないでしょうか。そのような方は是非本記事で紹介している以下の対策ができれば、平均点獲得を目指していけるでしょう。
【平均点を目指すために対策すべきこと】
- 中間テストの範囲を確認する
- 英語・数学を中心に学習計画を立てる
- 学習習慣を身につける
- 授業で使う問題集(ワーク)を繰り返し解く
- 塾の利用を検討する
筆者は私立・公立で14年間、学習指導を行ってきました。そのうち10年間は中学1年生の授業を担当してきたため、中1が抱える不安や中間テストのコツを理解しています。本記事を最後までご覧いただき行動していけば、中学校の初めてのテストで納得いく成績が残せるはずです。
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- 中1の中間テストにおける平均点
- 中1の中間テストが小学校のテストと異なる点
- 中間テストで平均点を高くするための5つのコツ
- 中1の中間テストで失敗したときに見直すべきポイント
中1の中間テストの5教科平均点は300点〜325点が目安
中1の中間テストにおける5教科の平均点は、一般的に300点から325点が目安です。1教科60点〜65点になる計算です。学校や授業の進み具合にもよるものの、たとえば英語がアルファベットの書き取りであったり、簡単な単語の書き取り問題が多かったりする場合は、平均70点を超えることもあるでしょう。小学校のテストと比較すれば低い平均点かもしれませんが、平均60点以上は中学校では比較的高いと言えます。
中1の中間テストは難易度が低め
中1の中間テストでは、難易度が低く設定されることも多いため、先述のように高い平均点になりがちです。その理由として、次の2つがあげられます。
- 先生が意図的に低く設定しているから
- 学習内容が基礎的な内容だから
まず1学期の中間テストは、先生が意図的に問題を易しくして、結果的に平均点が高くなることがあります。これは中学生になってはじめてのテストで高得点を取ることで、生徒が「もっと頑張ろう」「勉強が楽しい」と感じられることがあるためです。つまり、モチベーションを高めるために難易度を必要以上に高くしないのです。
また1学期の中間テストはどの教科も基礎的な内容しか学習しておらず、難しい問題が作りにくいという特徴があります。入学直後は中学校の授業に慣れるためのオリエンテーションもあり、スイスイ授業が進むことはあまりないでしょう。そのため十分な範囲がとれず、簡単な問題しか作れない教科が多いのです。
一方で2〜3学期の中間テストは、授業で解説された応用問題や、問題集(ワーク)の発展問題も多く出題されるでしょう。「1学期は納得いく結果が出せた」と油断していると、一気に平均点を下回る可能性もあります。以下にあげる勉強のコツを参考にして、2学期以降の中間テスト対策を行いましょう。
中1の中間テストが小学校のテストと異なる点
中学校ではじめてのテストを受けるとき、小学生のままの感覚でいると失敗することがあります。筆者の経験から、中1の中間テストで知っておきたい「小学校のテストとの違い」を4つ解説します。
なお、中1ではじめてのテストが不安な方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

問題用紙と解答用紙が別になる
初歩的な違いとして、中学校ではテストの形式そのものが変化します。小学校では問題の下に計算スペースや解答欄があるため、直接書き込むことが多かったのではないでしょうか。
しかし、中学生になってからは、問題用紙と解答用紙が別になることがほとんどです。とくに高校受験の科目になる、いわゆる5教科(国語・社会・数学・理科・英語)は解答用紙が別に用意されるでしょう。これは入試のスタイルに慣れていくためでもあります。
また途中の計算やメモ書きなどは問題用紙に書き、解答用紙には書かないようにしましょう。余計な計算やメモが解答用紙に書かれていると、先生によっては点数を引かれかねません。細かい点ではあるものの、中間テストを受けるにあたって知っておくとよいでしょう。
授業を担当している先生が作成する
小学校では、カラーで印刷されたテストを使用していた方が多いでしょう。
しかし、中学校や高校のテストでは、学校の先生がテストを作成していることがほとんどです。これは授業の理解度をわかりやすくするためで、学年が上がれば教科書にない問題が出題されることもあります。そのため授業を集中して聞き、しっかり理解しておかなければいけません。テストに出るポイントを授業中に示す先生もいるので、聞き逃さないようにしましょう。
小学校より難易度が高くなる
さきほど「中1の中間テストは難易度が低くなりやすい」とお伝えしましたが、小学校と比べれば難しくなるのは間違いありません。これは小学校のテストが高得点を取りやすい基礎的な問題がメインなのに対し、中学校では応用問題が出題されるためです。「授業を聞いていれば80点以上はとれるだろう」と余裕な気持ちでいると、低い点数を取ってしまうかもしれません。授業で使う問題集を中心にしっかり対策をして中間テストに臨みましょう。
なおテストに対する不安が強い方は、以下の記事もご覧ください。

5教科のテスト対策に使える時間が短い
中学生は、小学生のころと比較してテスト対策に使える時間が限られてきます。おもな理由は次の2つです。
- 授業の復習とテスト勉強を同時進行でする必要がある
- 部活動で帰宅が遅くなる日が増える
中学校のテストは小学校より難易度が上がるため、テストに向けた総復習をしなければいけません。一方で毎日進んでいく授業の復習も必要なので、テスト対策に使える時間が限られます。スポーツで言えば、マラソンと短距離走の練習を同時にこなしていくイメージです。小学校のときのように、放課後をすべて自由に使うのは難しくなるでしょう。
また、部活動に参加している場合、帰宅時間が遅くなり勉強に使える時間が減ります。とくに中1の1学期は体力的にもついていけず、帰ったら疲れて寝てしまう日も増えるでしょう。休み時間や登校後の時間など、細かな時間をうまく使って勉強する工夫が必要です。
中間テストで平均点を高くするための5つのコツ
小学校とのテストの違いがわかったうえで、平均点を高くするためのコツを実践していきましょう。具体的には以下の5つです。
詳しく見ていきましょう。
1.中間テストの範囲をしっかり確認する
中間テストに向けて効果的に学習を進めるには、まずテストの範囲をしっかりと把握することが重要な第一歩です。
授業で学んだすべての内容が必ずしもテストの範囲に含まれるわけではありません。そのため、どの部分がテストの範囲に含まれるのかをしっかり確認しましょう。筆者の指導経験上、テスト範囲を間違えて問題集(ワーク)に取り組んでしまい、まったく得点できなかった生徒はたくさんいます。意外にも「テスト範囲をしっかり確認すること」は重要なのです。
またテスト範囲の中でも、テストに出やすいところ・出にくいところがあります。先生が授業で強調している部分がどこだったかを見直してみましょう。繰り返し解説している部分はテストで出題される可能性が高いので、繰り返し復習するようにします。
2.英語・数学を中心に学習計画を立てる
中学生の5教科の中で、英語と数学はとくに重要な科目と言っていいでしょう。
英語と数学は、ほぼ間違いなく高校入試・大学入試に関係してくる2教科です。中1の段階で理解できなくなってしまうと、その後の学習に大きな影響を与えてしまい、テストの平均点を下げてしまうでしょう。それぞれ以下のポイントを意識して、テスト対策を進めていきましょう。
- 英語:英単語の暗記、文法(どのように文が作られているか)の理解を完璧にする
- 数学:公式の理解と暗記、問題の解き方・パターンを覚えるまで繰り返し解く
なお上記の2教科について、以下の記事ではさらに詳しく対策を解説しています。ぜひあわせてご覧ください。


3.学習習慣を身につける
テストの成績を上げるためには、毎日一定の学習時間を確保して「学習習慣」を身につけましょう。たとえ1時間だけでも学習習慣が身についていれば、毎日学習した内容が思い返せるため、知識がより定着しやすくなるというメリットがあります。
おすすめの時間帯は、空腹状態で集中力が増すと言われる夕飯前です。また好みにもよるものの、帰宅したら着替えず制服のまま勉強する方法も「勉強モード」を継続するために効果的です。普段着に着替えてしまうと気持ちも一緒に緩んでしまうことがあります。
4.授業で使う問題集(ワーク)を繰り返し解く
中1の段階であれば、授業で使用している問題集(ワーク)を繰り返し解いて理解すれば、平均点を超えることは難しくありません。同じ問題を何度も解くことで、自分の弱点や理解の浅い部分がハッキリしてくるでしょう。何度取り組んでも正解にたどりつけない問題や、解答を見ても筋道が理解できない問題は、早めに先生に質問をして解決しておきましょう。
また苦手な問題がハッキリしてきたら、一冊のノートにまとめておくのも有効です。自分だけの問題集ができあがり、時間がないときはその自分専用の問題集を解けば対策が可能です。
この「苦手ノート」は、東京大学の卒業生もおすすめしています。
参考:PRESIDENT Online「現役で理三合格「ミス東大」が手ほどきする直前期に驚くほど点が上がる付箋&ノート術」
5.塾の利用を検討する
もっとも効率よく中間テストの対策を進めるなら、塾の利用も検討してみましょう。塾には豊富な指導経験があるため、中1がつまずきやすいポイントを先回りしてサポートしてくれたり、テストに出やすいポイントをおさえた授業をしてくれたりとメリットが多くあります。とくに個別指導の塾であれば、自分に合ったカリキュラムを提案してもらえるため「何がわからないかわからない」という状態にはなりません。
個別指導に興味がありましたら、スプリックスの運営する塾がお役に立てはずです。業界トップクラスの個別指導塾「森塾」や、オンラインで個別指導が受けられる「そら塾」がそれぞれお子さまの学習をサポートします。
なお、個別指導のメリットについて以下の記事で詳しく解説しています。よろしければご覧ください。

中1の中間テストが悪かったときに見直す3つのポイント
中間テストで納得できない結果に終わったとしても、以下の3つのポイントを見直しておきましょう。
それぞれ解説します。
1.期末テスト(9教科)に向けて計画を振り返る
中間テストが終わった後、最初に行うべきことは、自分の学習計画をしっかりと振り返ることです。中間テストの結果をもとに、自分の学習計画が目標を達成するのに適切だったのか、またはどの部分が予想外にうまくいかなかったのかを客観的に評価しましょう。「うまくいったこと」「うまくいかなかったこと」を箇条書きにしてまとめておくと、期末テストの学習計画を立てるときに役立ちます。
なお期末テストで学習計画を立てるときは、教科数も5教科から最大9教科に増えますので注意が必要です。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

2.苦手意識をもたないようにする
中間テストで苦戦した教科に対して「自分はこの教科が苦手だ」と決めつけてしまわないように気をつけましょう。
中1の段階で「苦手」と決めてしまうと、その教科に対する学習意欲が低下し、結果的にさらなる苦戦を招くでしょう。
「苦手意識」をもたないためには、得点が低かった教科を「克服すべき挑戦」ととらえ、前向きな姿勢で取り組んでみてはいかがでしょうか。自分自身の能力を信じ、積極的な姿勢をもてれば、将来的に「学ぶこと」を楽しくとらえられるはずです。
3.学習環境が整っているかチェックする
よくある失敗が、学習するための環境が整っていないまま勉強をはじめてしまい、集中できずに時間を浪費するパターンです。とくに自宅は学習効果に大きく影響を与える非常に重要な場所です。集中できない環境になっていないか、今いちど以下のような視点で確認してみましょう。
- 周りにゲームや漫画などがあれば移動させる
- 静かにできる環境がない場合は耳栓を用意する
- 家族が来て集中力が切れないように話をしておく
また必要な教材が整理されているかもチェックしておきます。
まとめ:中1の中間テストの平均点は5教科でおよそ300点から325点
中1の中間テストでは、平均点がおよそ300点〜325点の範囲になることがほとんどです。なお1学期であればまだ基礎的な内容しか学習していないため、中学校の平均点としては比較的高く、2学期以降はこの点数よりも下がってくることが予想されます。そのため、たとえ平均点を上回ったとしても、安心せず学習を続けていきましょう。平均点を上げるためのコツは、以下の5つです。
- 中間テストの範囲をしっかり確認する
- 英語・数学を中心に学習計画を立てる
- 学習習慣を身につける
- 授業で使う問題集(ワーク)を繰り返し解く
- 塾の利用を検討する
とくにはじめてのテストが不安な方や、自力での学習ではうまく平均点が上がらない方は、塾の力を借りるのもひとつの方法です。スプリックスが運営する業界トップクラスの個別指導塾「森塾」や、AIを活用した自立型学習塾「自立学習RED」、オンラインで個別指導が受けられる「そら塾」がそれぞれお子さまの学習を支援します。
また難関校・上位校の受験を検討されている方は「湘南ゼミナール」がありますので、よろしければ詳細をご覧ください。

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