英単語の効率的な覚え方13選!教材や覚えられない原因も紹介

英語の学習では、膨大な英単語を記憶する必要があります。しかし、勉強時間は限られているため、多くの単語を覚えるには効率的な覚え方で学ぶことが欠かせません。
英単語を効率的に覚えるには、どのように勉強すればよいのかわからず悩んでいる人もいるのではないでしょうか?本記事では、英単語を効率的に覚える方法と英語の成績アップにつながる勉強法を紹介します。
英単語の暗記に役立つ教材についても具体的に紹介するため、ぜひあわせて参考にしてみてください。
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- 英単語を効率的に覚えるためのコツがわかる
- 英単語の学習に使えるオススメの教材がわかる
- 英単語を思ったように覚えられない理由と対策がわかる
英単語の効率的な覚え方13選
英単語を効率的に覚える方法を以下の13個紹介します。
- 単語の横にイラストを描きながら覚える
- 体を動かしながら覚える
- 覚えたい単語を含んだ文章を複数作成する
- スキマ時間を活用する
- 音声を何度も聞いて覚える
- 意味・スペル・発音をセットで学ぶ
- 一度の学習で多めの単語に触れる
- 教材を何度も反復する
- 似た意味の単語をまとめて覚える
- 英語を日常的に使う時間を設ける
- 語源を活用して覚える
- 頻出単語から覚える
- 覚えたあとにテストする
自分にあった暗記方法を見つけられるよう、ぜひ参考にしてみてください。
単語の横にイラストを描きながら覚える
単語帳を見ながら書き取るだけでは覚えにくく、覚えたと思ってもすぐに忘れてしまいがちです。そのため、少し工夫して以下の手順でノートにまとめておくとよいでしょう。
- 単語を書く
- 単語の横に意味を書く
- 単語の意味を示す簡単なイラストを描く
自分でイラストを描くことで、その単語がどのような意味なのかを視覚的に学べるようになります。イラストを描くのが難しいと感じるなら、イラストがついている単語帳を購入するのもオススメです。
イメージしやすいように視覚的に覚える手段を用意することが大切といえます。
体を動かしながら覚える
数ある英単語の中でも、動詞を覚えるときはその動詞が示す動きを実際にやってみるのがオススメです。まずは単語を実際に発音し、同時にその動作をやってみましょう。
“watch”という単語を覚えるのであれば、watchと発音しながら具体的に何かを注視します。このような覚え方なら五感をフル活用でき、単純に書き取ったり繰り返し読み上げたりするだけの場合より効率的に覚えられます。
テストで単語を思い出さなければならないときに、動作の様子が思い浮かぶようになることでスムーズに思い出せるでしょう。
覚えたい単語を含んだ文章を複数作成する
英単語をそのまま覚えても、使い方がわからないとすぐに忘れてしまったり、使うときに思い出せなくなったりします。そのため、勉強するときには単語とセットでその単語を使う例文を覚えましょう。
上記の覚え方なら、単語と使い方をセットで覚えられます。教科書や参考書・単語帳に記載されている例文を参考にしつつ、自分でオリジナルの文章を作成してみましょう。
単語の学習と同時に英作文の学習も進められるというメリットもあります。
スキマ時間を活用する
暗記は5分もあれば勉強できるため、少しでも時間を確保するためにスキマ時間を有効活用しましょう。
たとえば、以下のような時間に単語帳を開いて暗記することをオススメします。
- 朝起きた直後
- 夜寝る前
- 通学時間
- 昼休み など
5分でも1日6回単語帳を開けば30分暗記に時間を使えたことになります。短時間でも積み重なれば暗記できる量を増やせるでしょう。
音声を何度も聞いて覚える
見たり書いたりするだけでなく、音声を聞くのも効率的に覚えるために有用です。音声をダウンロードできる単語帳を使用し、スキマ時間を活用して何度も聞くとよいでしょう。
繰り返し音声を聞くことは記憶の助けになるだけでなく、リスニング対策にも有効です。音声に続いて繰り返すリピートや、聞くのとほぼ同時に発音するシャドーイングにもチャレンジするとよいでしょう。
テストで高得点をとるにはリスニング対策も重要なため、英語の音声に触れる機会を増やすことは重要です。以下の記事では、より詳しくリスニング対策を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

意味・スペル・発音をセットで学ぶ
新しい単語に触れるときは、その単語の意味・スペル・発音をセットで学習しましょう。教科書や市販の単語帳・参考書、単語学習用のスマホアプリの多くには、音声教材がついています。
音声教材を活用すれば、上記の3つをセットで覚えられるでしょう。単語を書いてスペルを覚え、同時に意味を覚えます。このときにイラスト化して視覚的にわかるようにすると、より覚えやすいでしょう。さらに音声を繰り返し聞き、発音を学習します。
意味・スペル・発音の3つをセットで学習できるようにするため、参考書や単語帳を購入するときは音声教材が付帯しているかチェックしましょう。
一度の学習で多めの単語に触れる
単語の学習に取り組むときは、一度に多くの単語に触れつつ何度も反復すると覚えやすいといわれています。1日100語や1週間に1,000語のように、1回の学習で多くの単語を学ぶプランを立てましょう。
多くの単語に触れても、すぐに全部覚えるのは難しいでしょう。しかし、何度も繰り返し学ぶうちに徐々に記憶に定着します。
1日10語のように少数の単語を徹底して学ぶ覚え方より効率的とされているため、ぜひ試してみてください。
教材を何度も反復する
単語帳や参考書など、どのような教材を用いるとしても何度も反復して学ぶことは欠かせません。人間は覚えても復習しないとすぐに忘れるため、反復学習することで長期記憶として定着させる必要があります。
1冊の単語帳を5周・10周と何度も学ぶのがオススメです。学校の教科書を使う場合も同様です。テスト範囲に登場した単語を一度書き出し、毎日1周や2日で1周などの計画を立てて学習しましょう。
前述した一度の学習で多めの単語に触れる覚え方と組み合わせると、より効果的です。毎日短時間でも英単語に触れる時間を確保することを意識しましょう。
似た意味の単語をまとめて覚える
同義語や似た意味の単語は、まとめて覚えるのが効果的です。以下のような単語が該当します。
- study(勉強する)・learn(学ぶ)
- large(大きい)・enlarge(拡大する)
- exhibition(展示会)・fair(展示会)
似た意味の単語をセットで学ぶ覚え方を取り入れることで、微妙なニュアンスの違いを覚えやすくなるのもメリットです。テストや英作文で単語を使うのが適切か判断しやすくなります。
以下の記事でも英語の効果的な勉強法を解説しています。ぜひあわせて参考にしてみてください。

英語を日常的に使う時間を設ける
可能な限り日常的に英語を使う時間を設けることで、単語を覚えられるようになります。実際に外国人の先生と話したり、友達や親と英語だけで話す遊びをしたりすることで、記憶しやすくなるでしょう。
英語を話す機会が限られている場合は、洋画や洋楽を流すのもひとつの手です。日常的に英語を使う機会をつくることで、楽しみながら記憶力を高められます。
接頭語・接尾語・語源で覚える
接頭語や接尾語、語源から意味を知ることで、はじめて見た単語の意味でも予測しやすくなり、効率的に記憶できるようになります。
それぞれの例を見てみましょう。
接頭語 | ・re-(再び): return(戻る)、replace(置き換える) ・in-(なかに):involve(巻き込む)、include(含める) |
---|---|
接尾語 | ・-able(能力):reasonable(理に叶っている)、dependable(信頼できる) ・-ation(行動):complication(複雑にすること)、calculation(計算) |
語源 | ・ceive(ラテン語で「capere(取る)」が由来):receive(受け取る) ・fer(ラテン語の「fere(運ぶ)」が由来):offer(提供する) |
このように共通している部分の意味を把握することで、英単語の意味を覚えやすくなります。
頻出単語から覚える
志望している高校や大学で頻出している単語があれば、優先的に覚えましょう。過去問を解き、わからない単語が出てきたらその都度覚えるようにします。
定期テストの場合は、テスト範囲で覚える必要のある単語を重点的に覚えることが大切です。頻繁に出題される単語を覚えることで、理解できる範囲が徐々に広がっていき、英語のテストや入試で高得点を取れるでしょう。
覚えたあとにテストする
単語帳を1セット分確認したら、日本語訳を隠して自分で小テストをしてみましょう。
単語を見て思い出せるかチェックし、わからなかった単語があれば再び見直します。
テストは忘れかけているタイミングですることも大切です。どのような意味か考えて思い出すことで、頭に残りやすくなり、記憶力をより高められます。
英単語を効率的に覚えられる教材
英単語を効率的に覚えるために使える教材には、以下のようなものがあります。
それぞれの教材の特徴を正しく理解し、自分に合ったものを使いましょう。
教科書に付帯している音声教材
学校で使用する教科書には、音声教材が付帯しています。教科書に記載されいてる2次元コードからアクセスできるため、一度チェックしてみてください。
単語だけでなく、教科書に掲載されている本文の音声データも収録されています。まずは新たに学習した単語をノートに書き出し、音声を聞いてみましょう。
小テストや定期テストは、多くが教科書に記載されている内容から出題されます。そのため、教科書の音声教材を活用する覚え方が効果的です。
市販の問題集
学習したことをアウトプットする機会を確保するために、市販の問題集を活用するとよいでしょう。一定範囲の単語を学習したら、問題集に取り組んできちんと覚えられているかを確認します。
問題集で間違えたところはチェックしておき、復習することで記憶に定着させられます。リスニングにもチャレンジできる問題集なら、より勉強の助けになるでしょう。
スマホアプリ
英単語を学習するためのスマホアプリも存在します。通学時間や休憩時間をはじめとしたスキマ時間で学習するのに向いているため、ぜひ活用してみてください。
睡眠前や起床後の短時間学習にも使え、効率的な覚え方の1つといえるでしょう。スマホだけで手軽に学習できる利便性の高さも、アプリを活用する大きなメリットです。
英単語を覚えられないときにありがちな理由
毎日勉強していても英単語をなかなか覚えられない背景には、さまざまな原因が隠れています。主な原因を以下にまとめました。
なかなか覚えられずに困っているなら、以下のいずれかに該当していないかチェックしてみましょう。原因別の対処法も紹介します。
単語の使い方を学んでいない
単語のスペルや意味を覚えたものの、使い方を学習していないと思ったように覚えられません。単語を見れば意味がわかるものの、いざ英作文しようとしたときにうまく使えない場合が該当します。
理解度が不足している状態に陥らないためにも、単語を覚えたと思ったら自分で英作文して、きちんと使えるようになったか確認しましょう。
使えるようになっていないことが発覚したら、教科書や参考書・単語帳の例文を確認して使い方を詳しく学ぶ必要があります。
反復する回数が少ない
一度覚えたとしても復習しなければ忘れてしまうため、何度も反復することが大切です。覚えた単語を定着させるためにも、定期的に復習することを意識してください。
新しい単語を学習したらまずはその日のうちに一度復習し、翌日にも再度復習するとよいでしょう。さらに、次回の授業前や週末にも学習した範囲をまとめて復習します。
上記のように定期的に復習することで、忘れたことを思い起こしつつ徐々に覚えられます。
アウトプットの回数が少ない
英単語の学習では、インプットとアウトプットを繰り返す必要があります。きちんと学習していてもなかなか覚えられない場合は、アウトプットが不足している可能性が高いため注意が必要です。
英単語のアウトプット方法では、実際に英語で会話してみたり問題集に取り組んだりするのがオススメです。毎日英作文に取り組む時間を確保するのもよいでしょう。
インプットとアウトプットのバランスを適切に保つことが大切です。単語を覚えたら実際に使ってみる習慣をつけましょう。


英単語の覚え方に限らず総合的な英語の成績アップを狙うなら塾に通おう
どうしても英単語が覚えられずに困っている人や、英単語の覚え方に限らず総合的に英語の勉強に取り組みたい人は塾に通うのがオススメです。塾に通うメリットを以下にまとめました。
自分にとって魅力的だと感じるなら、ぜひ通塾を検討してみてください。


学校の授業にあわせたカリキュラムで学習できる
塾に通うことで、学校の授業にあわせたカリキュラムで日々の学習に取り組めるのは大きなメリットです。学校の予習・復習や定期テスト対策に力を入れている補習塾を選ぶとよりよいでしょう。
とくに一人ひとりに応じたカリキュラムを組める個別指導塾であれば、学校のカリキュラムだけでなく苦手分野や強化したいポイントにあわせて柔軟なカリキュラムを組めます。
講師にじっくり教えてもらいたいと考えているなら、ぜひ個別指導塾を検討してみてください。スプリックスでは、一人ひとりに応じた指導ができる個別指導塾として「森塾」を運営しています。
無料体験授業も実施しているため、ぜひこの機会に検討してみてください。
学習習慣を自然に培える
塾に通って授業を受けることは、強制的に勉強する環境に身を置くことにつながります。そのため、家庭学習に取り組むのが難しいと思っている人でも、自然に勉強する習慣をつけられるでしょう。
勉強が苦手だったりすぐにあきらめてしまったりする傾向がある人は、ぜひ塾に通うことを検討してみてください。
塾に通って勉強がわかるようになれば、勉強そのものを楽しいと思えるようになる可能性もあります。

定期テスト・受験対策にも注力できる
塾に日頃から通って勉強することは、そのまま定期テスト対策につながります。普段から徹底的に予習・復習に取り組んで学習内容を定着させれば、テストの得点アップに期待できるでしょう。
また、塾では高校受験や大学受験の対策にも力を入れています。受験が近づいたら、受験対策のカリキュラムを受講することで受験勉強に注力できます。
英単語の学習に限らず、将来の受験対策を視野に入れているなら早いうちから通塾するのがオススメです。
なお、具体的な定期テスト対策の進め方と塾の有用性については、以下の記事で解説しています。


まとめ:英単語の覚え方を試して英語の成績アップを目指そう!
英単語を効率的に覚えるには、毎日単語学習の時間を確保することに加えて、バランスよくインプット・アウトプットに取り組むことが欠かせません。英単語学習のコツをまとめると以下のとおりです。
- イラストを描いたり体を動かしたりして五感を活用して覚えるとよい
- スペル・意味・使い方をセットで覚えると実際にその単語を使えるようになる
- 何度も反復して徐々に長期記憶として定着させることが大切といえる
より効率的に英語の成績を高めたいと考えている人は、塾に通うことを検討してみてください。スプリックスでは、目的に応じて選べるように以下の4つの塾を運営しています。
森塾 | ・1人の講師が同時に担当するのは最大2人までで目が届きやすい個別指導を実施 ・クリアテストと特訓部屋を設けてわかるようになるまで徹底指導 https://www.morijuku.com/ |
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そら塾 | ・インターネット環境があればどこからでも授業を受講可能 ・一人ひとりの理解度・目的に応じたカリキュラムで個別指導 https://www.sorajuku.jp/ |
湘南ゼミナール | ・各学校の定期テストを分析して指導に反映 ・受験対策に特化したカリキュラムも用意 https://www.shozemi.com/ |
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