個別指導の塾に通うメリットとは?集団指導との違いや選ぶコツも解説

「塾に通うとしたら集団と個別はどちらがいいの?」「選び方がよくわからない…」と不安に感じている保護者の方も多いのではないでしょうか?
たしかに一度、個別か集団かを決めたら、すぐに指導形式を変えるわけにもいかないため、事前にしっかり考えて判断しておきたいところです。
そこでこの記事では、個別指導と集団指導の特徴を比較しながら、両方のメリット・デメリットも解説します。個別指導に向いている子の特徴も紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
今なら“無料体験”で一人ひとりに合った塾を探せます!
東証上場のスプリックスが提供する3種類の塾にて”無料体験”絶賛受付中です!
- 個別指導・集団指導の特徴比較
- 個別指導と集団指導のメリット・デメリット
- 個別指導に向いている子の特徴
- 個別指導の塾を選ぶポイント
学習塾における個別指導・集団指導の違いを比較
学習塾の「個別指導」と「集団指導」は、どのような違いがあるのでしょうか?以下に大まかな違いをまとめました。
料金 | ・高め |
---|---|
特徴 | ・演習や質問回答型の授業 ・個人に合った柔軟なカリキュラム |
メリット | ・自分のペースで進められる ・質問がしやすい |
デメリット | ・費用が高め ・周りと競いにくい |
おすすめな人 | ・苦手がはっきりしている人 ・基礎的な力を身につけたい人 |
料金 | ・リーズナブル |
---|---|
特徴 | ・解説型の授業 ・全体に合わせたカリキュラム |
メリット | ・価格がリーズナブル ・周りとの交流がモチベーションにつながる |
デメリット | ・個別で質問がしにくい ・理解できなくても授業が進む |
おすすめな人 | ・負けず嫌いな人 ・予習をメインに進めたい人 |
上記の表をもとに、さらに詳しく解説していきます。
個別指導の特徴・メリットとデメリット
これまで塾に通ったことがない場合、具体的な授業スタイルやメリット・デメリットを理解するのは難しいのではないでしょうか?
ここでは、まず個別指導の特徴について解説します。学校の授業とはスタイルが異なるため、しっかりと解説を読んでイメージをもっておいてください。
個別指導で行われる授業の特徴
個別指導は、柔軟なカリキュラムが最大の特徴です。いわゆるオーダーメイドの指導が受けられます。
個別指導では、一人ひとりの理解度に合わせた授業が行われるので、テキストや問題集も生徒ごとに別々です。講師とマンツーマン、または1対2の関係で指導を受けられるため、わからない箇所があっても、積極的に質問できます。
個別指導のメリット
個別指導のメリットは、生徒個人に合わせたカリキュラムを作成できることです。たとえば以下のように、生徒の目標や苦手科目に合わせて授業内容を調整できます。
- 基礎から丁寧に教えてもらいたい
- 特定の苦手分野を克服したい
- 量をこなして基礎的な知識を定着させたい
上記のようなニーズに合わせて学習内容を調整するため、生徒は自分のペースで学習ができます。また、個別指導では教師と生徒とのコミュニケーションが密なため、わからないところはその場で確認が可能です。
個別指導のメリットに魅力を感じる場合は、スプリックスが運営する塾もご検討ください。通塾生の約9割が成績をアップさせている「森塾」、AIを活用した自立型学習塾「自立学習RED」、通塾・送迎不要でオンラインの個別指導が受けられる「そら塾」がそれぞれお子様の学習に役立ちます。
個別指導のデメリット
個別指導のおもなデメリットは2つです。
まず、個別指導は同じ授業時間でも必要な講師が増えるため、集団指導に比べて費用が高い傾向にあります。そのため経済的な負担を考慮しなければいけません。ただし費用の負担があるぶん、質問対応や解説など、きめ細かい指導が受けられます。
次に、他の生徒との交流が減ることです。個別指導は生徒に合わせた授業を行うため、他の生徒との競い合いや交流の機会が減ってしまいます。他の人との比較がなくなることで、刺激や成長の機会が失われる可能性があります。
ただ、人との比較がプレッシャーに感じてしまう生徒にとっては、個別指導の方が向いている場合もあります。
集団指導の特徴・メリットとデメリット
集団指導は、どのような特徴があるのでしょうか?メリットやデメリットを含めて、詳しく解説します。
集団指導で行われる授業の特徴
集団指導は、複数の生徒がひとつのクラスで授業を受けます。通常の学校の授業と同様に、1人の講師が複数の生徒をまとめて指導します。
保護者世代にとって、もっともオーソドックスな授業スタイルと言えるでしょう。
一斉授業のスタイルは、複数の生徒に対して同じ内容を教えるため、授業のスピードが生徒によらず一定です。周りとの理解度の差がはっきりするため、講師にとっては生徒ごとの能力や特性がつかみやすく、指導に活かしやすいメリットもあります。
平均的な能力の子にとっては、学校の授業の復習や予習として活用できます。
集団指導のメリット
集団指導の最大のメリットは、生徒同士の交流や協力学習の機会が多いことです。他の人の考え方や解き方を知ることで、生徒同士が切磋琢磨し合い、お互いの学習意欲を高められるでしょう。
たとえば塾によっては、解法についてディスカッションをする時間が設定されています。生徒同士が相談し、教え合うことで、思考法が定着していきます。これはよく知られた「ラーニングピラミッド」で、人に教えることで学習の定着率が90%を超えることを利用したものです。
参考:法政大学「中学 1 年生社会科の授業で行った共同研究から見えてきたこと 」p.34にピラミッド図あり
また、集団指導では複数の生徒に対して一度に指導するため、費用を低く抑えられる傾向にあります。スプリックスが運営する「湘南ゼミナール」でも、費用を抑えながらトップ校に強い受験対策が受けられます。
集団指導のデメリット
一方で、集団指導には3つのデメリットがあります。
まず、集団指導ではひとつのクラスで複数の生徒が授業を受けるため、個別のニーズには完全に対応しきれません。生徒の理解度や進捗具合に合わせて授業を進めるのが難しいため、個別指導に比べて学習効果が低下する可能性があります。
2つ目は、他の生徒の存在が逆効果になることです。他の生徒と理解のスピードが異なる場合、学習ペースが乱れる可能性があるでしょう。周りに多くの人がいることで、集中しにくい場面もあるでしょう。
3つ目は質問がしにくい点です。個別の質問や相談に時間を割くことが難しく、自分の疑問や問題を解決するのに苦労することがあります。集団の中で「わかりません」と手をあげるのは恥ずかしく感じてしまうものです。
個別指導に向いている子の3つの特徴
次の3つのいずれかに当てはまる場合、個別指導を選ぶことをおすすめします。
それぞれ解説します。
1.学習習慣を身につけたい子
個別指導は、学習習慣が身についていない子にとって非常に有効です。
個別指導では生徒一人ひとりに講師が付き、学習計画を一緒に立てたり、進み具合を共有したりしながら学習を進められます。定期テストが近くなれば、家庭学習がしっかりできているかもチェックされるでしょう。
中学1〜2年生では、学習習慣がまだ十分ではなく、誰かにチェックしてもらったほうが頑張れるという子は多いものです。自己管理が苦手な子は、塾のサポートを活用しながら学習習慣を身につけていきましょう。
2.苦手な分野がはっきりしている子
個別指導は、苦手な分野がはっきりしている子に適しています。
集団指導では、授業は常に進んでいくため、苦手な分野だけを集中的に取り組むことが難しいのです。しかし、個別指導では個人に合わせたカリキュラムを提供できます。
たとえば「二次関数だけに絞って学習」「物理の電気分野だけ集中して問題演習をする」といったことが可能です。問題の途中計算をじっくりチェックしてもらえば、どのポイントでつまずいているのかも教えてもらえます。
また個別指導であればコミュニケーションも密になるため、担当講師に細かく特性を把握してもらえるでしょう。苦手分野がはっきりしているほど、講師からピンポイントで指導してもらいやすいのです。
3.部活動や習い事と勉強を両立させたい子
個別指導は、部活動や習い事で忙しい子にとっても非常に便利です。
集団授業では時間が合わず、部活動や習い事との両立が難しい場合があります。しかし、個別指導では生徒のスケジュールに合わせた時間割を組めるので、無理なく学習を進められるでしょう。実際、試合や遠征がある場合は曜日・時間帯をずらして授業を振り替えることも多くあります。
また教師が生徒の学習の様子を把握し、限られた時間を効果的に使うアドバイスも可能です。部活動や習い事とのバランスを取れるため、忙しい子は個別指導が向いているでしょう。また、通塾・送迎が不要なオンライン個別指導塾「そら塾」であれば、移動時間の手間を省いて効率的に学習を進められます。
個別指導の塾を選ぶ4つの観点
個別指導に通うと決めた場合、次の4つの観点で選ぶとよいでしょう。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.先生1人に対する生徒の数は2人以内か
個別指導の塾を選ぶ際にもっとも大切な観点は、講師1人あたりの生徒数です。効果的な個別指導を受けるためには、それぞれの生徒に十分な時間をかけて指導してもらうことが必要です。
具体的には、講師1人あたり生徒が2人以内であることを確認しましょう。3人以上の場合、細かく指導を受けられない可能性があります。
なお、近くに上記のような塾がない場合は、全国に200教室以上を展開する「森塾」や、全国どこからでもご自宅のスマホからオンラインで個別指導が受けられる「そら塾」がお役に立てるはずです。また、「湘南ゼミナール」でも講師1人につき生徒2人以内で個別指導を行っています。ぜひご利用を検討されてはいかがでしょうか。
2.費用や料金体系が明確か
個別指導の塾を選ぶときは、費用や料金体系もよく確認しておきましょう。
塾によっては授業料以外にも多くの費用がかかるケースがあります。 たとえば教材費が別で請求されたり、設備費が必要だったりすることもあるため、それらを事前に確認しておくことが大切です。
なお費用に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。 あわせてご覧ください。

3.授業以外のサポートがあるか
塾が提供する「授業以外のサポート」があるかも、選ぶ際のポイントのひとつです。主なサポートには、以下のような例があげられます。
- 定期テストの補講
- 土日も利用できる自習室
- 進路に関する三者面談
- 模試の対策や解説
- 学習計画や進捗管理
上記のようなサポートがあれば、学習習慣が身についていない子にとって心強い味方となるはずです。
なおスプリックスが運営する「森塾」では、定期テスト前の補講や勉強方法の指導を無料で行っています。自力での学習が難しいと感じる方は、ぜひご活用ください。
4.無料体験があるか
塾に無料体験があるかどうかも確認しておきたいポイントです。
無料体験を受けることで、塾の雰囲気や指導方法を実際に体験できます。自分に合った塾を見つけるためにも、複数の塾の無料体験を受けてみましょう。
なおスプリックスの運営する塾では、以下の無料期間を設けています。
- 森塾:最大1ヶ月
- そら塾:最大1ヶ月
- 自立学習RED:最大1ヶ月
- 湘南ゼミナール:最大1ヶ月
※時期によって変更する場合がございます。
いずれの塾も無料体験が可能ですので、一度利用を検討してみてください。
まとめ:個別指導のメリットは個に応じたカリキュラムにあり
「個別指導と集団指導どちらがいいのか」という問題は、塾を選ぶ際によくある悩みです。どちらもメリット・デメリットがあるため、よく理解したうえで選べば失敗を防げます。
なお個別指導の最大のメリットは「生徒一人ひとりに合わせた個別カリキュラムにできること」です。
個別カリキュラムなので、苦手な分野に絞って丁寧な解説を聞いたり、わかるまで時間をかけて質問できたりします。そのため、自力での学習が難しい子や苦手な分野がはっきりしている子にとって最適な授業スタイルと言えるでしょう。
個別指導に興味がありましたら、スプリックスの運営する塾がお役に立てはずです。業界トップクラスの個別指導塾「森塾」や、AIを活用した自立型学習塾「自立学習RED」、オンラインの個別指導が受けられる「そら塾」がそれぞれお子様の学習をサポートします。
一方、集団指導を検討されている方は定期テスト対策から難関校・上位校受検にも強い「湘南ゼミナール」がありますので、よろしければ詳細をご覧ください。

スプリックスの「森塾」

スプリックスの「自立学習RED(レッド)」
