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勉強計画の立て方と作り方!苦手でも効率よく進められる7つのコツ

 更新日:2025/03/27
勉強計画の立て方を徹底解説!苦手な人が計画倒れしないコツも紹介

「勉強の計画を立てたいけれど、失敗しなくない」「計画倒れにならない立て方を知りたい」と悩んでいませんか?

勉強の成果を最大限に引き出すためには、ただ一生懸命に勉強するのではなく、計画的に学習に取り組むことが重要です。

目標を立てて勉強計画をしっかりと作れば、集中力やモチベーションも変わってくるでしょう。

この記事では、集中力やモチベーションを高める「勉強計画」の立て方について、具体例をあげながら詳しく説明します。

「勉強計画を立てる4つのメリット」や「計画を実行し続けるためのコツ」といった内容を通じて、学習効果を高め、目標達成につながる方法を学んでいきましょう。

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この記事のポイント
  • 勉強計画を立てるメリット
  • 勉強計画の具体的な立て方
  • 計画倒れにならないコツ
  • 計画の立て方に困った時の対処法

中学生・高校生が勉強計画の立て方を知る4つのメリット

中学生・高校生が勉強計画の立て方を知る4つのメリット

中学生や高校生の段階から「勉強計画」を立てられるメリットは、以下の4つです。

勉強計画の立て方を知る4つのメリット

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

1.目標達成率の向上

事前に「いつ」「何をするか」を決めると、あとは実行するだけなので、行動しやすいです。この「明確な計画を立てることで、行動の達成率が上がる」という現象は、多くの研究で証明されています。

アメリカの心理学者ゲイル・マシューズ氏の研究によれば、目標を明確に書き出した人は、書かなかった人と比較して目標の達成率が33%も高いことがわかっています。

参考:OAK Journal「The Power of Writing Down Your Goals: Evidence from Multiple Studies」(英語のページ)

そこで、次のような目標や計画を立てていきましょう。

【目標例】
  • 数学のテスト範囲(問題集)を3日で1周する
  • テスト1週間前から1日2時間勉強する
  • 21時に必ず問題集を開く

このように数字を入れて明確にすると、意識に強く残るため、計画を実行しやすくなるはずです。

2.効率的な学習

勉強計画を立てることで、効率的な学習が可能です。

まず計画により「何をどの順番で取り組めばいか」が明確になるため、学習内容に迷う無駄な時間が減らせます。よくある失敗が「次はどの教科をしようか?」と迷いながら問題集に取り組んだ結果、別の教科が気になって集中できず、時間が過ぎてしまう例です。勉強計画があれば、上記のような失敗はせずにすむでしょう。

一方で、立てた計画をコツコツ実行できれば、学習に対するモチベーションも上がるはずです。さらに「勉強計画が達成しやすくなる」という好循環が生まれるでしょう。

3.進み具合の管理

勉強計画にそって学習することで、自分の学習が計画通りに進んでいるか、把握しやすいというメリットがあります。勉強計画には、自分が「何を」「どれくらい」すべきかが具体的に書かれています。そのため、今自分の進み具合が全体の50%か、または80%なのかといった進み具合がわかるでしょう。

進み具合により、取り組む教科の優先順もサッと変えられます。進み具合の悪い教科があれば、その教科を優先してとりくめばよいでしょう。また、進み具合をチェックできていない場合は、苦手な教科から取り組むといった対応ができます。

4.自己満足感の向上

勉強計画を立てて達成できれば、心地よい満足感を得られるはずです。

あなたは「計画を立てても、どうせ計画通りにはやらない」と思っていませんか。もちろん計画倒れになる経験は、誰しも一度はあるでしょう。しかし今のうちに計画通りに行動する習慣をつけておけば、大人になったときにも役立ちます。

また勉強計画を立てて、少しずつ予定をこなすことで、自分のイメージも向上させられます。ぜひ次の7つのステップを着実に踏み、計画の立て方をマスターしましょう。

定期テスト・家庭学習で使える!勉強計画の立て方7ステップ

勉強計画の立て方7ステップ-定期テスト・家庭学習で使える

ここからは勉強計画の具体的な立て方について、7つのスモールステップでお伝えします。

勉強計画の立て方7ステップ

上記は、定期テスト前と家庭学習どちらでも使えるステップです。それぞれ詳しく見ていきましょう。

ステップ1:自分のペースを把握する

まずすべきことは、あなたの集中力や教科ごとの勉強のペースを把握することです。

次の2つの質問について、あなたの回答を考えてみてください。

  • 質問1:自宅で勉強をスタートした場合、何分くらい集中できますか?
  • 質問2:5教科を「得意」「普通」「不得意」に分けてください

質問1の答えは、60分でも30分でも問題ありません。その時間を1セットと考えて計画を立てていけば大丈夫です。自分の集中できる時間がわからない人は、15分からはじめるのがおすすめです。質問2については、ステップ3にて詳しく見ていきましょう。

ステップ2:目標を設定する

次に目標を設定しましょう。

目標を設定するコツは「数字を入れる」「幅をもたせる」ことです。数字を入れないと、目標が達成できたかわかりにくく、振り返りをしにくい可能性があります。

また幅を持たせることで、目標達成ができなかったときに「やっぱり自分はダメなんだ」と落ち込まずにすむでしょう。以下に目標の具体例を示します。

  • 学年TOP20位以内に入る
  • 5教科で平均70点以上をとる
  • 毎日朝10分、必ず英単語をチェックする
  • 毎日必ず21〜22時は机に向かって5問以上解く

1や2のように「結果」を目標としてもよいですし、3や4のように「プロセス」を目標にしてもよいでしょう。

なお、計画を立てることが目的にならないよう、2〜3時間を目安に作成しましょう

ステップ3:優先順位を決める

目標が決まったら、その目標に応じて「優先してすべきこと」を決めます

「国語で80点以上とる」が目標であれば、優先は「国語の問題集を解く」になるでしょう。一方「5教科で平均70点以上をとる」であれば、現在70点にもっとも遠い教科が優先となるはずです。「学年TOP20位以内に入る」であれば、先生に相談して、前回の定期テストで20位だった人が何点かをリサーチする必要があります。

ステップ1で考えた「各教科の得意、不得意」の質問結果を参考にして決める方法もよいでしょう。得意な教科を優先すれば学習へのハードルが低くなり、スタートしやすいです。

ステップ4:タスクを絞って計画する

ここまできたら、ようやく計画表の作成です。

計画を立てる期間は1ヶ月間がおすすめですが、テスト前だけ立てたい場合は2〜3週間でもよいでしょう。ただある程度期間がないと計画の修正ができなかったり、予備日を設けられなかったりするため、早めに計画を立てることをおすすめします。

今回は1ヶ月の計画を想定して立てていきましょう。

ステップ3で決めた優先順位にしたがって、計画表を埋めていきます。ポイントは1日2〜3科目に絞ることです。科目数が増えると必要な勉強時間が増え、集中力がもたない可能性もありますので、余裕をもって最大3科目までにおさえましょう。

以下に計画表の具体例を掲載します。

計画表の具体例

このように、残り日数に応じてすべきことを具体的に記入していきます。

ステップ5:開始時間を習慣化する

ステップ4の計画例にもあるように、「勉強の開始時間」は決めておくべきです。

筆者の14年の教員指導経験をふまえると、計画通りに学習を進められる子は「勉強のスタート時間が一定」という共通点があります。終わりの時間は、テスト前後で変化したり、その日の体調で変わったりしてかまいません。

しかし、スタート時間を決めておくことで、毎日決められた時間に机に向かいやすくなり、学習習慣が身につきやすくなるはずです。

ステップ6:寝る前に次の日のスケジュールを立てる

一日が終わって眠るときは、翌日のスケジュールを確認してから寝ましょう

夜のうちに予定を確認しておけば、次の日に起きてからすべきことが明確なので、すぐに行動しはじめられます。朝に「何をするんだっけ……」と考える時間がもったいないので、スケジュールは前夜のうちに確認しておくことをおすすめします。

またスケジュールに無理があると感じる場合は、無理なく修正しましょう。

ステップ7:振り返りと改善点を考える

立てた勉強計画の期間が終わったら、振り返りと改善点を考えましょう

筆者の経験上、この振り返りをしないために、次も「同じ失敗を繰り返す子」が多いように感じます。

振り返りがない計画は、その場で足踏みをしているのに「前に進めない」と叫ぶようなものです。

「今回は優先順位が間違っていた。次回は教科の順番を入れ替えてみよう」と改善点を考え、よりよい計画にステップアップさせましょう。

勉強計画を計画倒れにしないため前提と6つのコツ

勉強計画を計画倒れにしないため前提と6つのコツ

「勉強計画を立ててもその通りにできない」というあなたには、次の6つのコツを伝授します。

勉強計画を計画倒れにしないためのコツ

それぞれ詳しく解説していきます。

前提:非現実的な勉強計画は考えない

勉強計画を立てるときの前提として「そもそも実現が難しい計画は立てない」ことを確認しておきましょう。

筆者の指導経験をふまえると、以下のような計画は無謀と言えます。

  • 1日5教科を1時間ずつ、必ず勉強する
  • 問題集を1日30ページ必ず解いてから寝る
  • テスト3日前から睡眠時間を3時間にして、一気に知識を詰め込む

こういった非現実な計画にすると、計画倒れになる可能性が限りなく高く、「達成できない自分」を味わうことになるのでやめておきましょう。

勉強計画を立てる前提として「自分のもっている時間・能力でできる範囲」をオーバーするのは避けるべきです。

コツ1:紙に目標を書いて計画する

紙に目標を明記すると、達成できる可能性が上がるでしょう。

ドミニカン大学のゲイル・マシューズ教授が行った実験結果で、パソコンで目標を入力するよりも手書きのほうが、達成率が42%も上がるという結果がでています。手で書くと目標を自覚し、無意識に目標達成に向けた行動をとるようになるとも言われています。

時間と手間はかかりますが、勉強計画は手書きの方がよさそうです。

コツ2:目標を宣言する

「目標を宣言する」という方法は、計画倒れを防ぐために効果的です。

何を達成したいのかを自分自身だけでなく、他人にも明確に伝えることで、目標に向けて進む意志を強くできるでしょう。宣言する相手は友人や親など、あなたを応援してくれる人がおすすめです。人に目標を宣言することで、周りから協力してもらえたり、モチベーションが高まったりします。

さらに、コツ1で書いた計画表を見えるところに掲示しましょう。

アメリカの心理学者ゲイル・マシューズ氏の研究によれば、目標を書き出して他人に宣言した人は、書かなかった人に比べて約20%高い達成率を示したと言われています。目標の宣言は行動を改善させ、目標実現に近づきます。

参考:GAIL MATTHEWS「GOALS RESEARCH SUMMARY

コツ3:仲間を作る

同じ方向に進む仲間がいれば、計画倒れにならない可能性が高まります

ひとりで学習すると、難しい問題でわからなくなったときや、モチベーションが下がったときに計画を放棄してしまうかもしれません。しかし同じ目標をもつ仲間がいると、お互いに励まし合い、学習を続ける勇気を与えてくれるはずです。

たとえば「一緒に英語のテストで80点を取ろう」という目標を共有している友人がいたら、毎週土曜日に図書館で勉強会を開く、といった具体的な計画を立てられるでしょう。

また今はオンラインで勉強会も開けるので、場所による制約はありません。目標が多少違っても、同じ気持ちで頑張る仲間がいることは、あなたの計画の達成率を上げてくれるはずです。

なお、仲間だけでなく勉強のプロの力を借りるなら、塾を活用するのもおすすめです。個別指導が合う方には、スプリックスが運営するオンライン個別指導塾「そら塾」が利用しやすいかもしれません。

コツ4:調整日を作る

調整日を作ることで、計画を変更したりリフレッシュしたりできます

生活していると、予測できない誘いや、体調不良などで予定通りの勉強ができないこともあるでしょう。そのような時に調整日を設けておくと、予定が狂ったときでも計画を修正できるのです。

また調整日は休息とリフレッシュのためにも使えるでしょう。無理に勉強を続けると疲労がたまり、結果的に学習効率が下がることがあります。適度に休息をとることで、集中力を回復させ、次の学習に備えられるはずです。

コツ5:朝と夜を使い分ける

朝と夜の使い分けを意識して予定を立てると、計画倒れしにくくなります。人間の集中力は一日の中で変動し、時間帯により最適な活動があります。

朝は脳が一番疲れていないので、難しい課題や新しい単元に取り組むとよいでしょう。

一方、夜は一日の終わりで脳も疲れているため、好きな教科や簡単な復習をしていきます。その日に学んだ内容を振り返り、わからなかった問題をもう一度解いてみましょう。

このように朝と夜の時間を使い分けることで、最適な時間帯に最適な学習を行えます。

コツ6:スケジュールアプリを使う

スケジュールアプリを使って勉強スタートの時間をリマインドする方法も有効です。

たとえば21時に勉強スタートであれば、20時55分にアラームをセットしておきます。アラームが鳴ったら机に向かう、と決めておけば、ダラダラと過ごす時間をなくせるでしょう。

勉強計画の立て方に困った時の対処法2つ

勉強計画の立て方に困った時の対処法2つ

勉強計画の立て方がどうしてもうまくいかないときは、次の2つを試してみましょう。

勉強計画の立て方に困った時の対処法

それぞれ解説します。

対処法1:先生にアドバイスを求める

先生にアドバイスを求めるメリットは次の2つです。

  • 先生の経験をもとにアドバイスがもらえる
  • 勉強意欲をアピールできる

先生は何年間も同じ内容を指導してきているため、生徒のつまずくポイントを把握していることが多いです。したがってアドバイスを求れば、時間がかかる単元や重点的に解くべき問題を教えてもらえるかもしれません。自分の感覚で計画を立てるよりも、先生に相談するほうが効率的と言えるでしょう。

また「勉強に意欲的に取り組みたい」というアピールにもつながります。高校入試では、内申書も合格に関わってきます。勉強計画のアドバイスを真剣に求めることで、先生に「この生徒は一生懸命頑張ろうとしている」と好印象をもってもらえるはずです。その結果、内申書の評価につながる可能性があります

対処法2:プロの力を借りる

先生にアドバイスを求めるのが難しい場合は、予備校や塾など外部の力を借りる方法もあるでしょう。

とくに「自分で自分をコントロールするのが難しい」という場合は、勉強しないといけない環境に身をおく方法も効果的です。

たとえば、ひとりでの学習が難しい場合は、スプリックスが運営する集団指導の「湘南ゼミナール」が合うかもしれません。

また、個別指導型の塾が合う方は「森塾」、自分のペースで学習を進めたい方は「自立学習RED」、そして送迎不要で自宅から受講できるオンライン個別指導がよい方は「そら塾」がお役に立てるでしょう。

勉強計画は計画倒れにならない立て方が大切

勉強計画は計画倒れにならない立て方が大切

勉強計画の立て方は、予定をぎっしり詰め過ぎたり無理なスケジュールを組んだりして「計画倒れ」にならないようにしましょう。そのためには、以下の7ステップが大切でした。

  1. 自分のペースを把握する
  2. 目標を設定する
  3. 優先順位を決める
  4. タスクを絞って計画する
  5. 開始時間を習慣化する
  6. 寝る前に次の日のスケジュールを立てる
  7. 振り返りと改善点を考える

また、計画倒れにならないためには次の6つのコツが大切です。

  1. 紙に目標を書いて計画する
  2. 目標を宣言する
  3. 仲間を作る
  4. 調整日を作る
  5. 朝と夜を使い分ける
  6. スケジュールアプリを使う

これらのコツを理解し、計画がうまくいかないときは修正しながらコツコツ努力を積み上げていきましょう。最初から計画を100%遂行できる人は、ほとんどいません。計画・実行・改善を繰り返しながら、少しずつ上達していきましょう

なお、自力で計画を立てるのが難しい場合や、プロの力を借りて勉強したい場合は、個別指導の「森塾」や自分のペースで学習が進められる「自立学習RED」がおすすめです。

また集団指導型の「湘南ゼミナール」やオンライン個別指導が可能な「そら塾」など、多様な学習方法がありますので、あなたに合う塾を検討してみてはいかがでしょうか。

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