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【小中高別】塾はいつから通うべき?適切なタイミングや塾の選び方を紹介

 更新日:2025/02/20
塾はいつから通うべき?小学生から中高生のおすすめタイミングを紹介

「塾はいつから通わせればいいだろう」「周りからおくれをとらないか心配だ」と考える保護者の方も多いことでしょう。

お子様の周りでも塾へ通う子が増えてきて、焦りを感じるのではないでしょうか。

しかし塾をスタートするタイミングに「たったひとつの正解」は存在せず、判断がつかない家庭も多いことと思います。

そこで本記事では、学習指導歴14年の筆者が「いつから塾に通えばいいのか」という疑問について回答していきます。

お子様の目的や成長に合わせ、よりよいタイミングを解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

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この記事のポイント
  • 小中高生が塾に通う目的とタイミング
  • 小中高生が塾に通いはじめる一般的な学年
  • 学習塾の効果を最大化するコツ

塾はいつから通えばいいかは子どもの気持ち次第

塾はいつから通えばいいのかは、子ども次第

繰り返しですが、「いつから塾に通えばいいか?」 に対する唯一の正解はありません

ただ、小中高生共通して言えるのは「子どもが塾を必要と感じた時」は、間違いなく通いはじめるべきタイミングです

お子様が必要と感じたとき、学習に対するモチベーションも高まっているからです。

しかし、人生経験が浅い子どもにとって「今が必要なときだ」「塾に通いはじめるタイミングだ」という実感が湧きにくいのも事実でしょう。本人が自覚できないことも考えられます。したがって、ある程度保護者がサポートする必要もあるのです。

ここからは、目的に応じた「通いはじめたほうがよい時期」を解説していきます。子どもと相談しながら、「塾にいつから通うか」の判断をサポートしてあげてください。

小学生が塾に通う重要性

小学生が塾に通う重要性

「小学生のうちから塾に通うなんて、早すぎるのでは?」と考える保護者の方もいらっしゃるでしょう。しかし塾に通う大きなメリットが「基礎学力が身につけられる」ことをふまえれば、小学生がもっともよいタイミングだと言えます。中学校以降のあらゆる学習のベースは、小学校にあるからです。

国語の音読ができなければ正しい文章読解はできませんし、算数が苦手な子に微分・積分は解けません。小学校段階で塾に通い、基礎学力を定着させておけば、中学校以降の学習でも困ることは少なくなるでしょう。

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また学習習慣の定着という面でも、小学校段階で塾に通うメリットがあります。ある調査によれば、保護者が積極的に教育に取り組んでいる場合、小学生の学習習慣によい影響を与えるという結果がでています。保護者が子どもへ積極的に働きかけ、相談しながら学習に関われば、学習習慣が定着しやすくなるはずです。

さらに中学受験を考えている場合は、学習習慣が身についていないと継続して問題演習ができず、苦しくなるかもしれません。小学生時代から塾に通い、定期的に学習に取り組むことで、自主的に勉強する習慣が身につくでしょう。

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参考:小学生の学習習慣・学習意識と親の教育観との関係に関する研究

平均的な通いはじめは中学年以降

学習塾費の年間平均支出額から考えると、小学生は3年生以降に塾へ通いはじめていると予測されます。これは文部科学省の令和3年度「子供の学習費調査」のデータから推定が可能です。

以下に学年別の学習塾費の平均をまとめます。

【学習塾費(公立)】
1年生31,181円
2年生33,365円
3年生54,172円
4年生81,635円
5年生125,821円
6年生155,013円
【学習塾費(私立)】
1年生171,797円
2年生127,924円
3年生208,636円
4年生303,449円
5年生433,441円
6年生405,057円

データによれば、公立、私立ともに3年生あたりから支出額が増加しているとわかります。とくに私立では3年生から4年生にかけて10万円以上の増加が見られます。したがって3年生から塾に通いはじめておけば、周りから大きくおくれをとらないでしょう。

小学生は塾にいつから通えばよいのか

小学生は、塾にいつから通えばよいのか

小学生は、いつから塾に通えばいいか判断が難しい時期でもあります。

それは勉強のレベルがそれほど高くなかったり、子どもがつまずいている自覚がなかったりするからです。「わからない」という感覚はあっても、何がわからないのか、どうすれば解決できるかが子ども自身では判断しにくいでしょう。

また中学受験を見すえた準備をしたいと考えるご家庭もあるはずです。

中学受験に関して、お子様自身では具体的な想像ができず、何をしたらいいかもわかりません。そこで保護者の方が目的や現状に応じて子どもと相談し、塾に通うか判断する必要があるでしょう。

ここではまず、平均的な通いはじめる学年を説明します。そのうえで以下の4つの目的をあげて、塾に通うタイミングをどのように判断すればいいかについて解説していきます。

塾に通う4つの目的

それぞれ見ていきましょう。

1.学習習慣をつけさせたいなら、小学2年生から

学習習慣を早くから身につけるなら、小学2年生頃から通いはじめるのがおすすめです。

1年生は小学校に慣れることで精一杯なため、多くの子どもにとって、塾通いは過度なストレスとなる可能性があります。

2年生であれば学校生活に慣れるとともに、算数の筆算や繰り下がりがはじまるなど、学習内容のレベルも上がるため、塾へ通う価値が高まる時期となります。

また2年生は時計の学習も終えているので、塾に通うことは時間を管理する能力の向上にもつながるでしょう。塾の開始・終了の時間だけでなく、学校の宿題との両立も必要となるため、時間を意識した生活が必要となります。もちろん保護者のサポートが欠かせない年齢ではありますが、少しずつ時間管理能力が鍛えられるはずです。

2.中学受験対策なら、小学3年生から

中学受験を見すえるなら、小学3年生から塾に通いはじめましょう

中学受験で必要となる可能性が高い「理科」「社会」の2教科のスタートが3年生だからです。

この2教科は学習内容の暗記が欠かせないため、最初に苦手だと感じてしまうと、後から得意に変えるのが難しい教科でもあります。興味を持って取り組むには「難しい」「わからない」という感覚を取り除くことが重要でしょう。そのため塾で丁寧に学んでおけば、最初のつまずきを予防できるはずです。

3.中学校の授業先取りなら、小学4年生から

中学校の内容を先取りして学習したいなら、高学年直前の4年生がよいでしょう。

4年生は、小学校6年間の中でも学習内容のレベルが上がりはじめる時期だからです。たとえば算数では扱う桁数が増え、分数や少数など、中学校以降の数学の基礎となる内容を学びはじめます。中学校スタート時点で基礎学力が身についていれば、方程式や関数といった苦手な生徒が多くなる単元でもつまずかないでしょう。

また社会でも、日本の地理や環境問題といった、地歴公民につながる内容を学びはじめます。中学校の先取りとして学ぶなら、学習レベルの高くなる4年生がおすすめです。

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4.英語が苦手なら、小学4年生から

英語は5年生以降に学習内容が難しくなるため、小学4年生には塾へ通いはじめておき、おくれをとらないようにするのが理想的です。筆者の指導経験上、英語は保護者も苦手なことが多くありました。そのため家庭での学習サポートが望めない場合もあるでしょう。4年生から塾に通っておくことで、わからないときにすぐサポートが受けられるはずです。

なお2023年5月現在の学習指導要領では、3年生からクイズやコミュニケーションを中心とした活動がはじまり、5年生以降は週2回に授業時数が増えます。5年生以降は学習が「活動中心」から「読み書き中心」に移行していくため、求められる単語・文法のレベルも上がります。アルファベットの書き取りや簡単な単語のスペルを覚える必要があるため、苦手に感じる子が急増するでしょう。4年生までに塾に通い、苦手意識をなくしておけば、5年生以降も学習をスムーズに進められるはずです。

中学生は塾にいつから通えばよいのか

中学生は、塾にいつから通えばよいのか

中学生は小学生と同様、本人が「行きたい」「行った方がいいかも」と感じたときが塾の通いはじめです。

ただ小学校よりも授業のスピードが早く、内容も高度になるため、子ども本人ではうまく判断できない可能性があります。保護者の方も子どもの理解度をできる限り把握し、必要なときに塾の提案ができるよう準備しておきましょう。

中学生はいつから塾に通いはじめるのか

中学生は一般的に、中学3年生から塾に通いはじめる子が多いようです。

これは中学3年生から学習塾費(学習塾への年間平均支出額)が急増しているデータからわかります。以下に学年ごとのデータを示します。

【学習塾費(公立)】
1年生156,032円
2年生203,859円
3年生389,861円
【学習塾費(私立)】
1年生126,795円
2年生181,436円
3年生219,276円

公立の場合、中学1年生で15.6万円であった学習塾費が、2年生になると20万円、3年生では39万円近くとなります。2年生から3年生までの増加が19万円ですので、3年生で塾に通いはじめる生徒が増えていると考えられるでしょう。したがって周囲を一歩リードしたいなら、2年生の早い段階から通いはじめたいところです。

スプリックスが運営する個別指導の「森塾は全国に200教室以上を展開しています。先生1人に生徒2人までの個別指導で「先取り学習」を中心とした授業を行っているため、学校の授業がよく理解できるようになり、勉強への苦手意識も解消できます。

また集団指導をご希望であれば湘南ゼミナール」がおすすめです。こちらも関東を中心に、東海地方や中国地方でも教室を展開しています。

もし近くに教室がない場合は、オンラインで個別指導が受けられる「そら塾もご検討いただけます。

高校受験対策なら、中学2年生から

高校受験を見すえて塾に通いはじめるなら、2年生の1学期が最適です。

先述のとおり、中学生は3年生から塾に通いはじめる生徒が多いと推定されます。しかしそれでは学習習慣の確立が間に合わないことも考えられるので、2年生の早い段階で通っておくと安心です。

また高校受験では調査書、いわゆる「内申書」も合格には欠かせない要素となります。内申書は定期テストを中心とした、日頃の学習成績によって評価が決まります。そして内申書に関わる成績は、中学3年生の1学期までの成績を参考にすることが多いので、2年生の1年間が重要となるのです。

2年生のうちに塾へ通い、日頃の小テストや定期テストの対策をしておくことで、内申点の向上にもつながるでしょう。

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高校生は塾にいつから通えばよいのか

高校生は、塾にいつから通えばよいのか

中学生に比べ、高校生は進路が人によって異なるため、慎重に判断する必要があります。ここでは平均的な塾の通いはじめ時期を見ていきましょう。

以下に学習塾費(学習塾への年間平均支出額)の平均をまとめます。支出額が大きく増えた時期が、塾に通いはじめたり、通う回数が増えたりする時期だと推測できます。

参考:文部科学省 令和3年度「子供の学習費調査

【学習塾費(公立 – 全日制)】
1年生80,674円
2年生107,774円
3年生170,790円
【学習塾費(私立 – 全日制)】
1年生110,873円
2年生179,923円
3年生225,035円

公立高校1年生の学習塾費が8万円、2年生が約10万円、そして3年生は17万円です。

2年生から3年生にかけて学習塾費が伸びていることから、3年生に塾へ通いはじめる家庭が多いと推定されます

中学生よりも高校生のほうが費用が低いのは、大学に進学せず就職や推薦入試で進学していく生徒が増えるためでしょう。高校生で部活動をしている場合は、インターハイ予選があり高校2年生までは忙しいことが予想されます。お子様と相談し、部活動や習い事とのバランスをとりながら検討していくとよいでしょう。

大学受験対策なら、志望に応じて1年から

お子様が大学受験を考えている場合は、塾へ早めに通っておくことをおすすめします。

とくに国立大学の場合は、受験科目が7科目以上になるのは避けられないため、1年生のうちから通っておくとよいでしょう。2023年5月現在の予定では「情報」が共通テストに追加され、大学によっては必修となる可能性もあります。塾に通うことで最新情報がわかり、対策授業も行われるはずなので、活用すべきです。

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中高一貫校の場合はいつから塾に通えばよいのか

中高一貫校の場合は、通常の中学校や高校よりも授業のペースが速い傾向にあります。

中高一貫校向けにプログラムを用意している塾もあるので、必要に応じて入塾を検討しましょう。

ここでは入塾するのにオススメのタイミングを2つ紹介します。

授業についていけないならなるべく早めに

学校の授業についていけない場合は、なるべく早めがオススメです。中高一貫校では授業のペースが速く、中学3年で高校の学習も行うため、苦手科目は早いうちに克服することが大切です。

とくに数学や英語は中学で学んだ内容を理解していることが前提で高校の授業が進むため、苦手なまま放置すると取り返しがつかないことになりかねません。

テストの結果が良くない場合や、宿題で問題が解けず時間がかかっている人は、授業に遅れが出ないよう早いタイミングで塾に通いましょう。

大学受験対策なら、中学3年~高校1年から

志望校合格に向けて大学受験の勉強をしたい人は、中学3年~高校1年からがオススメです。

高校1年生までに通えば中学の総復習をしっかりとでき、大学受験に向けて必要な基礎学力を築けます。演習量を増やすことで応用問題にも対応でき、志望校に向けた対策を早めに行えます。

学校の勉強では不十分な場合や難関大学を目指している人は、入塾を検討しましょう。

【小中高別】子どもに合った塾を選ぶポイント

小学生・中学生・高校生のそれぞれにおける塾の選び方を紹介します。

子どもにあった塾を選ぶためにも、ぜひ参考にしてみてください。

小学生の場合

小学生の場合はまず目的で選びましょう。

中学受験のためであれば「進学塾」を、勉強の習慣を身につけさせたい場合や、学校の勉強の理解を促進するためであれば「補習塾」がおすすめです。

次に、子どもの性格や特性に合った指導方法がどれかで塾を絞り込みます。

塾のタイプには以下の3つがあります。

最後に自宅から塾に通うか、オンライン塾にするかを決めましょう。塾に通う場合は、通いやすさや送迎のしやすさで選ぶことをおすすめします。オンラインの場合は、サポート体制が充実しているかで選びましょう。

詳しい選び方は以下の記事で紹介していますので、あわせてお読みください。

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中学生の場合

中学生の場合は、まず個別学習塾か集団指導塾、オンライン塾など、子どもにあったタイプの塾を選びます。

選び終わったらどのような塾があるかを探し、複数候補をあげてみましょう。

複数の候補がある場合は、以下の観点で絞り込むことをおすすめします。

チェック項目概要やポイント
塾講師のレベル指導経験が豊富な塾講師を選ぶ
合格実績生徒数に対しての合格率で選ぶ
授業料年間にかかる費用を把握して選ぶ
通いやすさ安全に通える、送り迎えができる範囲で選ぶ
志望校との相性志望校の対策に取り組んでくれるかどうかで選ぶ
塾の雰囲気勉強する雰囲気があるかで選ぶ
本人の意見本人が行きたい塾を選ぶ

中学生の塾の選び方は、以下でより詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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高校生の場合

大学受験に向けて高校生の子どもを塾に通わせたい場合は、以下のポイントを押さえて選びましょう。

チェック項目概要やポイント
塾の種類予備校・進学塾・補習塾・総合塾・家庭教師のどれかで選ぶ
授業の受け方・指導方法集団指導・個別指導・オンライン学習(映像授業・ライブ授業)で選ぶ
塾の強み・弱み基礎力の養成が得意な塾、最新の入試情報を提供してくれる塾など目的に合わせて選ぶ
合格率や進学状況塾グループ全体の実績でなく、通いたい校舎での実績で選ぶ
塾までのアクセス片道30分以内で選ぶ
サポート体制学習相談や進路相談、自習室の有無で選ぶ
授業料予算にあわせて塾の種類を変えたり、科目数を減らしたりして塾を選ぶ

それぞれ絞り込んだうえで体験授業に行き、子どもが行きたいと思った塾を選びましょう。

高校生の塾の選び方を以下で詳しく解説していますので、ぜひお読みください。

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塾を選ぶ際の注意点

塾を選ぶ際や入塾する際は以下の点に注意しましょう。

  • 費用を確認する
  • 子どもの負担を考慮して入塾を検討する
  • 子どものやる気がない場合はまずは話し合う

ひとつずつ解説します。

費用を確認する

入塾を検討する際は、費用を確認しましょう。

とくに小学生の子どもを入塾させる場合は、将来かかる費用も意識する必要があります。

はじめにどのくらい教育費に充てられるかを考えて、いつ頃からなら入塾しても問題ないか検討しましょう。

子どもの負担を考慮して入塾を検討する

入塾を検討する際は、子どもが学校以外の時間でどのくらい勉強時間に割けられるかを考えることも大切です。

とくに中学生の場合は部活動が忙しいため、宿題をするだけでも精一杯の子どもも少なくありません。

多忙ななかで塾に入れてしまうと、子どもにとってストレスとなってしまい、勉強へのモチベーションが下がるおそれがあります。

子どもが部活と勉強を両立するには、ムリのない勉強スケジュールを立てることが大切です。

入塾を検討しているのであれば、まずはコマ数を調整しやすい個別指導塾を選んだり、家から通えるオンライン塾にしたりするとよいでしょう。

子どものやる気がない場合はまずは話し合う

子どもが塾に通いたいと思っていない場合は、無理矢理通わせようとせず、様子を見ましょう。

子どもにやる気がないと、入塾しても積極的に勉強しないため、成績があまり伸びないおそれがあります。

やる気がない原因は子どもによってさまざまです。勉強よりも部活に専念したい子や、入学したばかりで学校生活に慣れないという子もいるでしょう。

勉強へのモチベーションが高くない場合は、入塾のタイミングを検討しましょう。

塾での学習成果を最大化するコツ

塾での学習成果を最大化するコツ

ここでは、塾の学習効果を最大化するコツとして、以下5つを解説します。

塾の学習効果を最大化するコツ

それぞれ一緒に見ていきましょう。

1.塾に通う目的を子どもと相談する

塾通う準備として、なぜ塾へ通うのかをお子様とよく相談しておきましょう

目的によっては塾のコースや指導形式が変わってきますし、オンラインの塾という選択肢もあります。またお子様の学習意欲を把握することも重要です。

14年間学習指導に携わってきた筆者の経験上、塾に通うことで点数を一気に伸ばす子は「知的好奇心」をもっています。たとえ最初はわからなくても、問題の解き方や法則を理解すると自分で問題に取り組みはじめ、自立した学習者となっていきます。塾に通うことで何を伸ばしたいのか、目的をハッキリさせておくことで、効果を高められるでしょう

お子様との相談を進めることで、親子のコミュニケーションにもつながるはずです。

2.目的に応じた教科・回数を選ぶ

塾に通う効果を最大化させるためには、目的に応じた教科や回数を選ぶことが大切です。たとえば、英語を伸ばしたいという場合には、塾の講師と相談して英語を中心としたカリキュラムを組んでもらいましょう。

また、算数(数学)や国語などの複数の教科で基礎力を鍛えたい場合は、苦手な教科から中心に受講しつつ、講習期間などを利用して、これまでの総復習を行うこともおすすめです。

このように、お子様の学習目的やニーズに合わせた教科を選ぶことで、学習効果を高められるはずです。

3.目的に応じた指導形式を選ぶ

塾の効果を最大化させるためには、目的に応じた指導形式を選びましょう

指導形式には、主に「個別指導」と「集団指導」の2つがあります。それぞれの特徴を理解し、子どもの特性や学習目的に合わせて選択することが重要です。以下に特徴をまとめました。

個別指導の特徴・少人数制の指導で、個々の学習状況に合わせた指導が受けられる
・自分のペースで学習が進められる
・学習の悩みや質問にすぐに答えてもらえる
集団指導の特徴・複数人での授業で、他の生徒と競い合いながら学習が進められる
・クラスメートとのコミュニケーションが学習意欲を高める
・教室内での発表が自己表現力を育てる

たとえば個別指導は、自分のペースで学習を進めたい生徒や、特定の科目に集中して取り組みたいお子様に適しています。

一方で集団指導は、他の生徒と競い合いながら学習を進めたいお子様や、コミュニケーション能力を向上させたい生徒に適しています。

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4.勉強法や学習環境についても学ぶ

塾で効率のよい勉強法や、学習環境を整える方法について学ぶことも成果をあげるためには必要です。

塾はさまざまなノウハウをもっており、たとえば集中力が続かない生徒にはポモドーロテクニックといった集中法を教えることがあります。

【ポモドーロテクニックとは】

集中力を上げるための時間管理術のひとつ。30分間を「25分作業+休憩5分」に分けて繰り返すことで、作業の集中力を高めて効率をあげられる。

また集中しやすい照明の調節方法や、暗記しやすい学習時間帯など、授業以外でも多くの「学習スキル」が学べるでしょう。塾に通うことでこういった「学習スキル」を手に入れて身につけていけば、大人になってからも学び続けられる人に育つはずです。

5.塾と家庭学習のバランスをとる

塾に通う効果を最大化させるためには、塾と家庭学習のバランスをとることが大切です。塾で得た知識を家庭学習で定着させることで、学習効果が高まるでしょう。

また家庭学習は、お子様自身が計画的に進める必要があるため、自主性や責任感が育てられるメリットもあります。家庭学習では保護者の関わりも大切であり、適切なアドバイスや励ましを行うことでお子様の学習意欲も高まるはずです。

塾に任せきりにせず、お子様と保護者の方、そして講師がよいバランスで関われば、学力だけでなく人格形成の面でも役立ちます

まとめ:子どもと相談していつから塾に通うかを決めよう

塾の通いはじめは、目的に応じて遅れない時期を選ぼう

いつから塾へ通ったほうがいいのか、その結論を以下にまとめます。

  • 小学生:2〜4年生
  • 中学生:2年生から
  • 高校生:1年生から

もちろん目的によっては前後しますが、目安としては以上の学年がよいでしょう。

また塾の効果を最大化させるコツは、以下のとおりです。

  • 塾に通う目的を子どもと相談する
  • 目的に応じた教科・回数を選ぶ
  • 目的に応じた指導形式を選ぶ
  • 勉強法や学習環境についても学ぶ
  • 塾と家庭学習のバランスをとる

これから塾を検討される方は、スプリックスの運営する塾でも目的にあった成果が得られるはずです。集団指導型なら「湘南ゼミナール個別指導型の塾が合う方は「森塾自分のペースで学習を進めたい方は「自立学習RED、そして送迎不要で自宅から受講できるオンライン個別指導がよい方は「そら塾がお役に立てるでしょう。
ぜひ、無料体験を検討してみてはいかがでしょうか。

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